里芋と生姜を植えよう(2024年版)
里芋とジャガイモの植え方は似ていますが、里芋はジャガイモより広い場所が必要なので向きを90度変えて植え溝を掘ります。
溝の数は1条で、そこに3個植えることができます。
生姜は、里芋を寄せた方と反対側に2個(予定)植えます。
里芋畝レイアウトイメージ
里芋を植えます
今年は土垂れ2個+ヤツガシラ1個を植えてください。
土垂れ(どだれ)は関東で一般的な品種で、ねっとりして美味しいです。
子イモを食べて親イモはあまり食べない品種です。
ヤツガシラはホクホク系、親芋と親芋と一体化した子芋を食べます。また茎もズイキとして利用できます。
種イモは芽がはっきりみえているものを選ぶとよいでしょう。
植え溝を掘る
里芋を植える一番下の畝(2.5メートル)は、牛糞堆肥を入れて耕してもらったと思います。時間が経ってこんな感じで草が生えていると思うので草をざっくり片付けます。
2024年は少し左寄りに里芋を植えるので、右側に刈った草や残渣(ざんさ)を集めておきましょう。※下の写真は2021年のもので、左に残渣を集めています。
ちなみに畝の肩、斜めにしているあたりの草は大きなものを抜くだけで刈る必要はありません。
このあたりから畝間(通路)の草は野菜の邪魔にならなければそのまま居てもらいます。
鍬(くわ)やスコップで縦方向に植え溝を作ります。長さは2~2..5m。深さは15センチぐらい。
イモを植える
① 40~50㎝間隔で種イモを置く
② イモとイモの間にトンプン堆肥をイモに触れないようにひとつかみ置く
※トンプン堆肥は肥料や鍬があるハウスに置いてあります
③ 土をかける。仕上がりはだいたい平らか、少し凹んでいてもOK
植え方(動画)
2021年の動画ですが、参考にしてください。
今年と異なる点は、
・里芋を植える場所は、今年は畝の左側になります
・土垂れの種イモは動画同様大きい親芋ですが、ヤツガシラの種イモは小さいので浅く植え付けてください。(芽の深さを土垂れと揃えるぐらいな感じ)
・植えつける間隔は、80cmではなく、40~50cmにしてください
生姜を植えます
里芋の芽が土から顔を出してきた頃に、生姜も植えましょう。
生姜を植え付けるときにはトンプンは入れないので、植え溝を掘る必要はなく、植え付け場所に深さ10cm程度の上穴を掘って、芽が上を向くように植えつけてください。
生姜は日陰を好みますので、里芋の陣地の中に入ってしまって構いません。