ケアがあっても「起業した理由」とその先―けあらの―挑戦を応援する社会を作る
度々「なぜ起業をしたのですか?」とご質問をいただきます。
その理由は、私自身の過去と学校図書館司書として働いていた頃の経験に深く根ざしています。
司書時代、家族の介護や家事を担う子どもたち(ヤングケアラー)に出会いました。彼らの姿を見て、30年前の自分と変わらない現実にショックを受けました。社会が変わらないままではいけない――その思いが私を行動へと駆り立てました。
もう一つの理由は、老いていく父と障害を持つ弟の存在です。いずれ訪れる介護生活に備え、在宅でできる仕事を模索していたとき、キャリアコンサルタントという仕事と出会いました。そして、「ヤングケアラーのためのオンラインカウンセリング」を軸に起業することを決意しました。
起業の現実と目指す未来
時折、「立派ですね」と言われることがありますが、私の本音は少し違います。
本当は、家族が頑張らなくても、介護や障害を持つ人たちが安心して暮らせる社会が理想です。しかし現実は厳しく、障害者の家族が福祉事業所や仕事の場を作り、それを維持していく必要がある状況です。
私自身も起業後、集客や運営に悩む日々が続きました。そんなとき、ビジネスコミュニティに参加し、仲間やメンターの助けを借りながら、自己犠牲ではなく自分も楽しめる働き方を学びました。今では、相談や交流の場を提供し、講演活動なども行いながら、「ケアがあってもなりたい自分になれる社会」を目指して活動の幅を広げています。
2025年 ケアラーたちの未来を変えるための挑戦を応援します
起業したのにうまくいかない~
福祉事業所を立ち上げたて運営が困っている
などなど
仕事の悩み、ケア(介護)の話を本音でしませんか?
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