親の覚悟

親の覚悟




というのは大げさかな。




いちか(いっちゃん)は発達の過程において



ちょっとグレーなところがある。




●注意欠陥


●多動


●情緒的






色々なカウンセラー、病院で相談。



ADHD と言われたり



自閉傾向もあるねと言われたり




絶対 発達障害ではない とも言われたり







私自身、いっちゃんの様子を見ていると




グレーだなー




て思うことは多々ある。






人懐こくて、甘えるのが大好き




ちゃんと我慢強いところもある





でも、派手に、ギャーッと泣くことも



よくある。







自分のモヤモヤした気持ちを



どう伝えたら良いかわからないのかな







ほんのちょっとしたことでも



不安になるのかな







こだわりが強く



自己主張もある



繊細な心をもっているのに



表現のしかたが派手すぎる







いっちゃんは、派手にギャーッて言ったり



教室から飛び出しちゃったりするけど



絶対に人に手を出したりはしない。






それでも、お友だちからは





ちょっと…って



距離をおかれたりもする。




優しいお友だちも多いから



あからさまにいじめる子はいないけど





いっちゃんがいない場所で




「いっちゃんすぐ泣くから、


ほんとは一緒に遊ぶのイヤなんだよねー」


と言わたこともある。






ほんとに良いところもたくさんあるんだよ。






でも、一緒に遊んでいても



ギャーッてなることが多いと



たしかにイヤになるよねー





お友だちの気持ちも理解できる。






無理に遊んでやってとも言えないし






いっちゃんに、「みんなと同じように」





とも言えない。







病院で言われた先生からの言葉





「しつけとかの問題ではなく




いっちゃんの特性だから」






そう考えると、



今まで不可解だったいっちゃんの行動が




腑に落ち



心が穏やかになるような





でもこのままだと



大きくなるにつれて



お友だちや 色んな人たちとの関わりで中で



本人が大変な思いをするじゃないか








できるだけ



気楽に、楽しく過ごせると良いのにな




そんな思いもあり



やっぱり "ひとなみに"



協調性をもって



"みんなと"同じように



振る舞えるようになってほしいなって






毎日が葛藤





いっちゃんの良いところをのばしつつ



彼女の"特性"を理解し


尊重するためには





親が



『たとえ、みんなと違うところが目立っても


一人で遊ぶことが多くても


子どもの気持ちと、成長のペースを


大切にする』




という覚悟で接してあげるのが

一番だろうな。




そう考えると



日々の



今日は穏やかに過ごせた




今日は感情の表現が激しかった




というような "波" に



私自身が



気持ちをゆさぶられている場合じゃないな



と思った。




いっちゃんだけでなく



子どもたちみんなが



いつでも安心できる



「自分には、心強い味方がいる」



って感じられるような存在でありたい。



いっちゃん、にこ、サブロー



3人とも



ママは心から愛しているよ。



生まれてきてくれてありがとう。




身体も心も健やかに



大きくなろうね。


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