雨が降り出した。青年〜壮年期は雨があまり好きではなかった。外出時は好天に恵まれることが多く、友人から晴れ女と呼ばれ満更でもなかった。齢50を過ぎた頃から雨が好きになった。雨が降ると心がしんとする。雨の日のピアノ曲プレイリストを聴きながらお茶を飲む。雨粒が描く波紋をじっと見ていた。
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