僕が地域おこし協力隊になった理由
こんばんは!
日光市足尾地域おこし協力隊の橋本です。
今回は「地域おこし協力隊になった理由」についてお話していきたいと思います。
まず初めに地域おこし協力隊についてお話していきます。
地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。
(引用元:総務省HP)
要するに「地域おこし協力隊」とは、近年問題となっている「都市圏の人口集中」と「地方の急激な過疎化」の視点から、総務省が補助金を出し、都市圏に住む人を地方に3年間地方創生の業務に従事させるために移住させ、定住を図る取り組みです。
地方によって様々ですが基本的に3年間は各行政に所属し活動を行います。
私が地域おこし協力隊に応募した理由は「社長になるため」です。
私は高校まで「骨の髄まで野球バカ」
全く勉強をしなかった私は大学にも浪人を経て入学しました。
野球を怪我でできなくなっていた私は大学に入り、
ますは「野球から決別しよう」と考えました。
しかし、アコースティックギターを買ったり、全然興味のなかった登山サークルに入ってみたり、ヒッチハイクもしましたが、どれもうまくいきませんでした。
そんな大学3年時に出会ったのが「カラオケバーでのアルバイト」でした。
以前、働いていたアルバイト先のオーナーが目黒区で「カラオケバー」を始めることにあたり大学の同期と2人で営業を開始しました。
最初は、本当に地獄のような日々でした。
金銭管理に、お客様の呼び込み、バーでの作法など。
大学生の私は初めて経験することばかりでお客さんの来ない日々が続きました。
「いっそのこと無茶苦茶やってまえ」
ビラ配りに、他店への営業、営業前の同伴など
自分ができることは本気で全てやったと思います。
時に50人以上のお客様にLINEで営業をかけることもありました。
そんな営業を続けていると、面白がって色々なお客様が来てくれるようになりました。会社員や同業者はもちろんですが、馬主さんや俳優、スポーツ選手など多種多様のご職業の方々。特にたくさんお越し頂いていたのは個人事業主の方々で色々な人生論や経験談を話してくれました。
そんなお話を聞く中で、自分も同じように起業したいと思うようになりました。
起業したくなった理由は、経営者の方々がカッコよく見えたこともありますが、1番は「お客様の喜びを自分が創りたい」と思ったからです。
企業でもできることかもしれませんが、お客様の喜びの1から10を自分の責任で働いて、創ることが”人生100年時代”の自分の生きがいになるのではなかと強く感じました。
しかし、現実はそう甘くありません。
大学時代の4年間で飲み代に200万円以上を使っていた私に貯金などなく、企業資金などありませんでした。
そんな時にGoogleで「社長になる方法 起業支援」を検索して見つけたのがこの「地域おこし協力隊」でした。
地域おこし協力隊には約100万〜150万円の起業支援があると知って、直感で「これだ!」と思って、日光市の協力隊に申し込みました。
現在の目標としては、飲食店の開業を目指しながら動画編集のスキルを磨いています。
「いや、どんな二刀流だよ!」って思う人もいらっしゃるとは思いますが、
自分が好きな「飲食店」と、協力隊の活動の中で一番喜ばれる事が多かった「動画編集」の2本を軸に、残り2年間勝負していきたいと思います。
そんなに参考にならなかったかもしれないですが、最後までご拝読いただき有難うございました。
まとめ
協力隊になった理由
①多くの経営者に感化された。
②自分もお会いした経営者のようにカッコよくなりたい思った。
③お客様の喜びを自分が創りたいと思った。
④起業をしたかったが貯金がなかった。
⑤地域おこし協力隊の補助金で起業しようと思った。
地域おこし協力隊については一般社団法人移住交流推進機構 JOINのホームページもご参考にしてみて下さい。
https://www.iju-join.jp