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生きろ、オタクは忙しい。

ねえねえ今どんな気持ち?
A. 先週忙しかった上にストレスで口唇ヘルペスと口内炎できて「食うなってこと?」って神様に聞きたい気持ち。

リモートという文化の恩恵を余さず享受していた社畜の私。

一週間連続出社をしたら上記のボロボロ状態になりました(蕁麻疹も出た)

大袈裟やろとか私の他に苦労してる人がいるとか現場でしかできない仕事してる人に失礼とか個人諸々感想あるやろうが知らない。
私は私でしかないから私の環境で私の感覚でしか話せないから知らない。

別に出社はしろと言われればずっと出る。
問題は他人がいることが(こっちの理由が人間として末期)
仲良くもない気を使う間柄のやつと私はどうやって家族よりも一緒にいたんだろう。

眉毛ロストの状態で、家事がたまらない自分の部屋のなんと快適なことか。
一人暮らしだと自分しか家事をしないから、家事がたまるかどうかって本当にストレス値に直結するのだ。

何も飾らず言うと「人間がストレス」
おいおいおいおい。私大丈夫か??頭が。
もうたぬきとして動物園に帰った方がええんちゃうか(山には帰りたくない。虫食べたくない)
まあそう感じてしまうものはしょうがない。
おれ、甘やかされた狸だから。

んで心が死んでいたんだが生き返った。
毎日見てるミステリという勿れもそうだし、
死神坊ちゃんと黒メイドもそうだし、
いつの間にやら推し漫画の新刊が出ていた。
知ってるかい?おっきい黒猫が生活力皆無のOL養う話とか、無口でぶっきらぼうな魔法使いと家事能力高い家政婦のほのぼの話とか。

死んでる暇、なかった。
死んでると思った時に友人から最近応援し始めてすごく見に行きたいバレーボール男子のチケット情報が流れてきて
毎年行ってるアーティストの来年行われるツアーの旅程組まなきゃいけなくて、
どうしてもやりたくて企画した米を食べ比べる米会の日程調整しなくちゃいけなくて、

死んでる暇、なかった。

国宝展で大和絵がすごい好みだったから秋に開催される展覧会行くんだ(チケット取らなきゃ)

なんか京極夏彦さんの新刊が出るから読み直せって指令が親友から来て「今から?!?」ってなったけど図書館に予約入れたんだ。案の定読み直し勢ですごい待ちになっとったぜ。あの鈍器がよ。

死んでる暇、なかった。

神は私を見捨てるかもしれないが
私は神を捨てられない。
なぜならオタクだから。作品一つ一つを神様だと思っとるから。

生きろ、其方は美しいなんて言われたことないが
今自分に、生きろ、オタクは忙しいって真顔で言われてる。

くそーーー!!!!死んでる暇が!!!ない!!!!!


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