はじめに
● はじめに
韓国軍軍事研究会です。
個人的に韓国軍や朝鮮半島について研究しているので、そのアウトプットの場として活用しようと考えて始めました。
名前に困っていた際に、思い付いた名前なので、このような名前になりましたが、私一人しかいませんので、同じように研究をされている方がいらっしゃれば仲良くさせていただきたいです。
● 問題認識
全般的な問題認識としては、防衛省、自衛隊に存在する米軍至上主義的な空気です。
もちろん、米軍は日本の同盟国の軍隊であり、共同訓練などの場も多く、最も参考にしやすく研究しやすい軍隊であると言えます。
実際に、知り合いの陸上自衛隊員に話を伺うと、戦い方、各種制度において自衛隊は米軍を参考にするといいます。一方で韓国をはじめその他の軍隊の情報は聞いたことがなく、世界最強の米軍について学べば、その他の軍隊から学ぶ必要性はないということでした。
しかし、自衛隊が参考にし、研究するのは米軍だけでいいのでしょうか。
自衛隊が目指すべきは、自衛隊の米軍化ではなく、日本の特性に合う最適な軍隊です。自衛隊は未だ発展途上の「軍隊」です。様々な軍隊から学ぶことで、より精強な自衛隊になることができると考えます。
そこで私は韓国軍に注目しました。日本と同じく米軍を同じ同盟国として持っており、仮想敵国も同じです。また、社会的には少子高齢化、軍隊への志願者数の減少など、抱えている問題点も似ています。
日本と同じような状況にあり、同じような問題点を抱える韓国軍は、現在の状況にいかにして対応しているのか。米軍との関係性、装備体系、運用、各種制度、今後の方向性等を見ていくことで、明らかにできると考えています。
同盟国である米軍について研究はもちろん重要なことであるということは前提にありますが、それに加えて、日本と同じような状況である韓国軍についても研究することで、より精強な自衛隊になるためのヒントを見つけることができると考えています。
● 方向性
このような投稿ははじめてなので、手始めに韓国国防白書2022の全翻訳から始めようと考えております。その中で、用語解説、背景説明を平行して実施する予定です。つとめて第一次資料に依拠して書こうと思います。仕事と平行しながらなので、更新速度は遅めですが、細長く続けていきます。
● 最後に
本職の方でこいつの考え方は違うという方もいらっしゃると思います。
その際は、勉強させていただきたいと思いますので、優しく教えてくだされば、幸いです。
よろしくお願いいたします。
韓国軍軍事研究会
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?