Rune Quest Glorantha キャラクターメイキング その2 一族の歴史

※ この記述は、Rune Quest Gloranthaコアルールブックp27~p45に基づき作成しています。

ステップ2:一族の歴史
 一族の歴史は、冒険者のパッション及び彼らが何の行動に駆り立てられるのかということに強い影響を与える。職業は、カルトの成員の大部分がそうであるように、世襲の部分が大きい(もちろん、多くの目を引くような例外は存在する)。両親や祖父母がどのように生き、そして死んだかは、冒険者の自我がどのように確立したかを決めるのに役立つ。
 一族の歴史のステップを省略することもできる。これは、キャラクターにグローランサにおける最近の歴史と密接に結びついた複雑な背景設定を与えることを犠牲にするが、冒険者の作成過程を簡略にし、必要な時間を大幅に短縮する。

一族の歴史の設定手順
 このセクションは、冒険者のために、複雑な一族の歴史を作成する手順を説明しており、魅力的な背景情報、一族及び共同体とのつながり、追加の技能やパッションを提供する。ゲームマスターは、このセクションはPCを作成するためのものであり、ドラゴン・パスの一般的な住民を作成するためのものではないことに留意しなくてはならない。

1.冒険者のアイデンティに最も大きな影響を与えた一族の人物を選択する。まず、冒険者の過去について最も重要な祖父母を決定する。よく分からない場合は、一般に父方(ただし婿入りの場合は母方)の祖父母、すなわち冒険者の氏族に連なる祖父母を選ぶ。次に父親でも母親でも、冒険者のアイデンティに最も重要な役割を果たした親を決定する(その親は、冒険者の人生の早い段階で亡くなっているかもしれないが、それでも彼らの人生に大きな影を投げかけている)。判断に迷う場合は、最初に決めた祖父母から生まれた親を選択する。
 冒険者の祖父母の職業について、職業表(Occupation table)を振るか、適宜な職業を選択する。その職業がその地域においてふさわしくないと思われる場合は、再び振りなおすか、適宜な職業を選択する。
 冒険者の両親は、祖父母と同じ生まれ故郷でなければならないという制約はない。同様に冒険者も自分の両親と生まれ故郷を等しくしなければならないということはない。冒険者が、養子であった、連れ子である、養育されたなどの場合、必ずしも両親と血が繋がっている必要はない。ただし、その場合は、なぜ、どうしてそうなったのかを説明する必要はある。

2.冒険者の祖父母及び両親の職業を決定する。職業表を用いて、祖父母及び両親の職業をランダムに決定する。職業は世襲される傾向にあるので、冒険者の祖父母が農夫であったのに、両親が戦士であった場合は、彼らがなぜ、農夫にならなかったのかを説明する必要がある。冒険者は、両親や祖父母の職業に何であるかに関わらず、自分の職業を選択することができる。

3.一族の歴史に起こった出来事を決定する。冒険者の祖父母、両親がどのような出来事に関わったか、そして、その出来事が、冒険者に何をもたらしたかを決定する。この作業は、冒険者の祖父母の誕生に始まり、1582年以降、冒険者が生まれる(デフォルトの生年は1604年)まで、各エントリー毎に行う。冒険者が誕生した後は、冒険者の両親が関わった出来事の決定の作業に切り替える。
 いくつかの出来事は、その重要性が特定の地域に限定される。もし、冒険者の生まれ故郷が該当する出来事に関わっていることが記載されている場合、ランダムもしくは適宜に選択することで結果を決めなければならない。生まれ故郷が該当する出来事に関わっていない場合、その出来事について省略することができる。また、望むならその出来事に関わったことにして結果を適用してもいい。歴史は、出身地に関わらず、全ての人間に影響を与えうる。
 出来事について、結果を選択するか、ランダムな結果を出すために1D20を振ることができる。冒険者の生まれ故郷(もし、変更を望むなら、それは先祖の生まれ故郷)に応じてダイスの出目に修正がある場合がある。修正の結果、0以下になったロールの結果は1に、21以上になった結果は20として扱われる。出来事により、祖父母や両親が殺される結果(もしくは行方不明等)が示された場合、それ以降のロールは行わない。
 もし、ある出来事が、さらにその後の出来事に関わることを示している場合、その出来事に関する結果判定を続けて行う。その出来事が、翌年以降に発生する場合は、他の出来事の発生については判定せず、指定された出来事についての結果を判定する。
 出来事によっては、冒険者はパッション、評判(Reputation)、あるいは財貨を獲得する場合もある。財貨は単純明快だが、パッションと評判は、両親及び祖父母の言動がもたらしたものの継承であり、冒険者の生き様として追加されたものである。
 冒険者が、起こった出来事によりパッション(愛情、憎悪、忠誠、恐怖、帰依、名誉等)を獲得した場合、特別な指示が無ければ、初期値は60%である。冒険者が既にそのパッションを保持している場合、特別な指示がなければ、そのパッションの値を+10%する。
 もし両親や祖父母の内、複数の人間が同じ出来事に関わっていてパッションを獲得した場合、そのボーナスは累積しない。また、このステップにおいて、パッションを100%以上にすることもできない。
 冒険者が、起こった出来事によって評判を獲得した場合、適切なダイスを振り、結果を記録しておく。冒険者は、両親と祖父母の行いにより評判を獲得する。
 冒険者の祖父母が、1605年の終わりまで生存した場合、それは、祖父母が一族の歴史の表舞台から無事に退場したものとみなす。同様に、両親が1621年の終わりまで生存した場合も、彼らは引退したものとし、一族の歴史表(Family History table)の対象外になったものとみなす。

4.冒険者の過去を決定する。冒険者が、1622年にどのような出来事に関わったのか決める必要がある。冒険者の場合、結果が何であれ、一族の歴史を決める過程で死ぬことはない。ゲームマスターとプレイヤーは、冒険者の経歴がより興味深く奥深い背景設定となるように、一族の歴史の結果を即興で作成したり、修正したり、整合のとれないものは破棄する等、創作を加える必要がある。

祖父母の歴史
 冒険者にとって最も重要な祖父母が関わった人生の出来事は、冒険者の人生と対比すると正しい背景が描き出されるかもしれない。あるいは、祖父母の人生は、冒険者の人生をしばりつけるような戦いと確執の連鎖の引き金となるような出来事を含んでいるかもしれない。いずれにせよ、冒険者の個人史は、ここから―祖父母の歴史から始まる。

【1565年】
冒険者の祖父母はこの年に生まれる。

【1582年】
古ターシュ:サーターのターカロール王とその妻である羽馬の女王がプラックス人、エスロリアの傭兵、志願兵を率いて、古ターシュ(流民国)とともにルナー帝国と戦う。帝国は、赤の皇帝自らが親征し、両者は灰色熊の峰の戦いにおいて激突したが、ルナー軍が卓越した魔術師の力で古ターシュ・サーターの連合軍を一掃した。ターカロール王と女王はともに討たれた。

祖父母が灰色熊の峰の戦いに参加したか、否か。

〇灰色熊の峰の戦いに参加した場合
→生き残った。サーター人、あるいはルナー・ターシュ人の場合は、アルダ・チュールの戦いに進む。サーター人でもルナー・ターシュ人でもない場合は、故郷に帰還する。
→ルナー・ターシュ人の場合、祖父母は戦いにより死ぬ。パッション:忠誠(赤の皇帝)もしくは忠誠(ターシュ王)を獲得する。もし、ルナー・ターシュ人でない場合は、祖父母はルナーの精霊により殺された。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。
→ルナー・ターシュ人であるなら、祖父母はサーター王室の近衛兵を戦って死んだ。パッション:名誉と+1D3%の評判を獲得する。ルナー・ターシュ人でない場合は、サーター王と羽馬の女王を守護する偉大な栄光を得て死んだ。パッション:名誉と忠誠(サーター王国又は羽馬の女王)を獲得する。冒険者は有名な祖父母を持つことで、雄弁に+5%のボーナスと+1D3%の評判を獲得する。

〇アルダ・チュールの戦い
→サーター人の場合、祖父母は、アルダ・チュールにおいて、ターカロールの息子であるテラサリン(Terasarin)をアルダ・チュールの君主として喝采して迎え入れる場に立ち会う。パッション:忠誠(サーター王国)を獲得する。もし、ルナー・ターシュ人であるなら、故郷に撤退する。
→戦いで死ぬ。
→大いなる勲を得て死ぬ。パッション:名誉と+1D3%の評判を獲得する。

【1597年】
エスロリア:ルナーの暗殺者が、聖王国のサーターの王族を殺害する。多くの人々が殺人と報復の連鎖に巻き込まれた。

〇聖王国での暗闘に巻き込まれたか、否か。

〇聖王国での暗闘に巻き込まれた場合
→聖王国での暗闘に巻き込まれ、生き残った。
→聖王国での暗闘に巻き込まれ、サーター王室の人間が殺害される。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。
→名誉の死を遂げた。もし、ルナー・ターシュ人であるなら、サーター王室の人間を殺そうとして死んだ。パッション:忠誠(赤の皇帝)を獲得する。ルナー・ターシュ人以外であるなら、サーター王室の人間を守ろうとして死んだ。パッション:忠誠(サーター王国)と+1D3%の評判を獲得する。いずれの場合でも、冒険者は有名な祖父母を持つことで、雄弁に+5%のボーナスを獲得する。

【1602年】
サーター:帝国は、皇帝自らが軍を率いて、サーター王国に侵攻し、高い代償を払いながらも勝利した。難攻不落と思われた首都ボルドホームは陥落し、王国の結束を示すサーターの炎はかき消された。

〇ボルドホーム戦役(Boldhome Campaign)に参加したか否か。

〇ボルドホーム戦役に参加した場合
→ボルドホームを略奪する。1D6×100Lを獲得する。
→戦闘で殺された。パッション:名誉を獲得する。
→クリムゾンバットにより貪り食われる。冒険者の祖父母の魂は永遠に失われた。パッション:憎悪(混沌)もしくは憎悪(ルナー帝国)を70%獲得する。すでに、憎悪(混沌)もしくは憎悪(ルナー帝国)を獲得している場合、そのパッションを+20%にすることを選ぶこともできる。
→ボルドホームでの戦いにおいて、名誉ある戦死を遂げる。パッション:名誉及び帰依(神)と+1D3%の評判を獲得する。もし、サーター人なら、パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。

【中間の年(1603~1604年)】
サーター:ボルドホームの戦役の後、ルナー帝国がドラゴン・パスを支配した。帝国は、サーター諸部族間の旧き争いを蒸し返し、お互いに殺し合うように仕向けた。

〇この間の出来事
→争いと確執が広がる中で生き延びる。
→ドラゴン・パスを脱出し、新パヴィスに移住した。元々の生まれ故郷の地域修正かプラックス人の地域修正か、どちらかを選択する。2D6年後にドラゴン・パスに帰還することができる(選択可)。
→テルモリに殺される。パッション:憎悪(テルモリ)を獲得する。
→ライバルとなる部族に殺される。パッション:憎悪(ライバルの部族)を獲得する。

【1605年】
エスロリア:ルナー軍はエスロリアを攻撃し、聖王国に兵を向けた。神王ベリンターの強大な魔力による反撃は、ルナーに決定的かつ屈辱的な敗北を与え、侵攻を押しとどめた。

〇ファザールの別動部隊によるカーシー攻略戦に参加したか、否か。
〇ビルディングウォールの戦いに参加したか、否か。

〇ファザールの別動部隊によるカーシー攻略戦に参加した場合
→カーシー市の包囲戦で殺された。もし、ルナー・ターシュ人であるなら、パッション:忠誠(“博識”ファザール)を獲得する。
→大いなる勲をあげて死ぬ。パッション:名誉と+1D3%の評判を獲得する。もし、ルナー・ターシュ人であるなら、パッション:忠誠(“博識”ファザール)を獲得する。

〇ビルディングウォールの戦いに参加した場合
→ベリンターの魔術により殺される。パッション:憎悪(エスロリア人)を獲得する。
→ベリンターが長城を高く持ち上げた際に殺された。パッション:帰依(神)を獲得する。
→ベリンターによって祝福された。+1D3%の評判と1D6×100L、パッション:忠誠(聖王国)を70%獲得する。すでに、忠誠(聖王国)を獲得している場合、+20%にする。

両親の歴史
 もし、祖父母がこの年まで生きながらえていれば、それは素晴らしいことであり、彼らは誇りをもって、歴史の表舞台から退くことができる。ここからは、冒険者の両親の歴史を決めることになる。両親は、一般に、祖父母と同じ職業についている。しかしながら、もし望むなら、別の職業を選んでも良い。もし片親が死亡したら、生き残った方は再婚することにしてもよい。

【1608年】
プラックス:ルナー軍は、プラックスに侵攻した。軍はオアシスを辿って進撃したが、途中襲撃されパップスに達する前に和議を結ばざるを得なかった。帝国は勝利を喧伝したが、実際の勝者は遊牧民であった。

〇第一次プラックス侵攻に参加したか、否か。

〇第一次プラックス侵攻に参加した場合
→大規模な伏撃を生き延びる。パッション:憎悪(プラックス人)を獲得する。
→平野部での小競り合いで死亡する。ルナー・ターシュ人であるなら、パッション:憎悪(プラックス人)を獲得する。プラックス人であるなら、パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。
→ルナーがパップスの女祭達に屈服するのは目撃する。プラックス人であるなら、パッション:忠誠(自分の部族)を獲得する。プラックス人でないなら、パッション;帰依(神)を獲得する。
→大いなる勲をあげて死ぬ。パッション:名誉と+1D3%の評判を獲得する。

【1610年】
プラックス:ルナー軍は、前回以上の戦力を準備してプラックスに軍を進め、遊牧民達を戦闘で打ち破り、パヴィス市を降して占拠した。
ルナー・ターシュ:ルナーの半神、“剃刀”ジャ・イールがターシュを訪れ、モイラデス王を憂き世の業から解放した。彼女は後にモイラデス王の息子を産むが、ターシュ王には、王の年長の息子ファランドロスが即位した。

〇ジャ・イールによる王の解放を目撃したか、否か。          〇第二次プラックス侵攻に参加したか、否か。

〇ジャ・イールによる王の解放を目撃した場合
→ファランドロスの戴冠に喝采する。パッション:忠誠(ファランドロス)を獲得する。
→ジャ・イールがファランドロスを玉座につけるのを目撃する。パッション:忠誠(赤の皇帝)を+10%する。
→“剃刀”ジャ・イールの祝福を受ける。パッション:愛情(“剃刀”ジャ・イール)を獲得する。

〇第二次プラックス侵攻に参加した場合
→ムーンブロスの戦いで死亡した。
→ムーンブロスでの戦いにおいて、名誉ある戦死を遂げる。パッション:名誉を獲得する。ルナー・ターシュ人またはセーブルライダーであるなら、パッション:忠誠(赤の皇帝)を獲得する。そうでない場合は、パッション;憎悪(ルナー帝国)または憎悪(セーブルライダー)を獲得する。もし、冒険者がすでにパッション:憎悪(プラックス人)を獲得しているなら+10%する。

【1613年】
サーター:帝国が国土に居座ることへの怒りと焦燥から、サーター人は、大規模な反乱を引き起こしてルナー軍を一時的に駆逐した。再編成したルナー軍は、“博識”ファザール将軍の指揮下に反乱を徹底的に鎮圧した。赤の皇帝は“博識”ファザールをドラゴン・パスの属領地軍司令官に任命した。

〇スターブロウの乱に参加したか、否か。

〇スターブロウの乱に参加した場合                  →反乱に伴う騒ぎの中で、殺害された。パッション:憎悪(サーター人)を獲得する。
→生き延びる。ルナー・ターシュ人であるなら、パッション:忠誠(“博識”ファザール)を獲得する。
→戦いの中、殺害された。パッション:名誉を獲得する。
→ルナー魔術により殺された。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。
→カリル・スターブロウの脱出に手を貸す。パッション:忠誠(サーター王国)と+1D3%の評判を獲得する。
→乱が鎮圧されたのち、新パヴィスに移住した。サーター人の地域修正かプラックス人の地域修正か、どちらかを選択する。
→ルナーにより、1D6年間、追放される。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。

【1615年】
グレイズランド:グレイズランド人とルナー人との些細な諍いが、戦争に発展した。鉄の蹄王と獣人たちに助けられ、農民たちは、2つの強大な侵略軍を辛うじて逃れ、その企図を挫いた。

〇グレイズランド戦役に参加したか、否か。

〇グレイズランド戦役に参加した場合                 →獣人に殺される。パッション:憎悪(獣人)を獲得する。
→戦闘で死んだ。パッション:名誉を獲得する。
→羽馬の女王を守り、名誉ある死を遂げる。パッション:忠誠(羽馬の女王)と+1D3%の評判を獲得する。

【1616年】
エスロリア:聖王国からの大軍がディターリの蛮族に奇襲され虐殺された。同じころ“狂戦士”ハレックと彼の海賊団「海の狼」が、聖王国の海軍を沈めた。神王ベリンターは姿を消し、運命と死の支配者の競技会による新しい肉体への再誕に失敗した。
プラックス:バイソン族の農奴達の間に白き牡牛の結社が広がり、プラックスの全ての部族から大勢の人々がその結社に加入しようと押し寄せた。

〇白き牡牛の結社の結成に関わったか、否か。             〇獅子王の宴の戦に参加したか、否か。                〇海の狼の襲撃に参加したか、否か

〇白き牡牛の結社の結成に関わった場合
→白き牡牛の結社への参加を拒んだ。
→白き牡牛の結社に加入した。パッション:忠誠(白き牡牛の結社)を獲得する。
→白き牡牛と同乗した。パッション:忠誠(白き牡牛)と帰依(神)を獲得する。

〇獅子王の宴の戦に参加した場合
→戦闘で殺される。パッション:忠誠(エスロリア)を獲得する。
→名誉ある戦死を遂げる。パッション:憎悪(西方の蛮族)と+1D3%の評判を獲得する。

〇海の狼の襲撃に参加したか、否か
→溺死した。パッション:憎悪(海の狼)
→戦闘で殺された。パッション:忠誠(聖王国)を獲得する。
→“狂戦士”ハレックと見え、生き延びた。パッション:恐怖(“狂戦士”ハレック)と+1D3%の評判を獲得する。
→“狂戦士”ハレックに殺された。パッション:憎悪(“狂戦士”ハレック)を獲得する。

【1618年】
エスロリア:ソランシの将軍グレイメインが強大な軍を率いてディターリを抜け、聖王国の深部に侵攻した。彼らは、略奪の限りを尽くしたが決定的な戦は避けた。

〇グレイメインの略奪行に関わったか、否か。

〇グレイメインの略奪行に関わった場合                →略奪者に殺される。パッション:憎悪(西方の蛮族)を獲得する。
→偉大な栄光を得て死ぬ。パッション:名誉と+1D3%の評判を獲得する。

【1619年】
エスロリア:ルナー軍はヘンドレイキを攻め、カーシー市を獲得した。ヘンドレイキのブライアン王は、郎党とともにホワイトウォールの城砦に撤退して籠城し、同市を奪取しようとするルナーのあらゆる試みに抵抗した。
サーター:皇帝に歯向かう者を恐怖に落とすために、クリムゾンバットがドラゴン・パスに派遣された。

〇この年の出来事
→クリムゾンバットの餌にされる。冒険者の両親の魂は永遠に失われた。パッション:憎悪(混沌)もしくは憎悪(ルナー帝国)を70%獲得する。すでに、両方のパッションを獲得している場合、どちらかのパッションを+20%にする。
→ヘンドレイキ戦役において戦う。

〇ヘンドレイキ戦役に参加した場合
→戦闘で殺された。パッション:忠誠(ファザール将軍)を獲得する。
→名誉ある戦死を遂げる。パッション:名誉と+1D3%の評判を獲得する。ルナー・ターシュ人であるなら、パッション:忠誠(ファザール将軍)を獲得する。

【1620年】
エスロリア:ルナー軍はマルコンウォル軍(the Malkonwal Army)を撃破し、その降伏を受け入れた。ヘンドレイキの王とその郎党たちは、クリムゾンバットを含むルナー軍のあらゆる攻撃を跳ね除け、ホワイトウォールを固守した。

〇ヒヨルトランド戦役に参加したか、否か。

〇ヒヨルトランド戦役に参加した場合                 →クリムゾンバットにより貪り食われる。冒険者の両親の魂は永遠に失われた。パッション:憎悪(混沌)もしくは憎悪(ルナー帝国)を70%獲得する。すでに、両方のパッションを獲得している場合、どちらかのパッションを+20%する。→ルナー軍との戦いで戦死する。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。
→ブライアン王に撃退されたクリムゾンバットに貪り食われる。冒険者の両親の魂は永遠に失われた。パッション:憎悪(混沌)もしくは憎悪(ルナー帝国)を70%獲得する。すでに、両方のパッションを獲得している場合、どちらかのパッションを+20%する。

【1621年】
プラックス:巨人のゆりかごが、ゾーラ・フェル川を下り海原に出た。ゆりかごを奪い取ろうとするルナー軍の企ては、ゆりかごの守護者たちによって阻まれた。
エスロリア:2年以上の包囲攻撃と血、財貨、魂の途方もない浪費の後に、ホワイトウォールの城砦とオーランス人の守備兵達はルナー軍の攻撃により陥落した。
全域:大神オーランスと大地母神アーナールダの死が宣され、大いなる冬がドラゴン・パス、聖王国、プラックスを覆った。赤の皇帝は、1年間の祝祭を布告した。

〇ホワイトウォールの陥落に立ち会ったか、否か。

〇ホワイトウォールの陥落に立ち会った場合              →戦闘で殺された。パッション:帰依(神)を獲得する。
→ブライアン王と共に脱出する。パッション:帰依(神)を70%獲得する。すでに、このパッションを獲得している場合は、+20%する。

〇大いなる冬の最中の出来事
→家族の暖を確保するため、自らは凍死する。パッション:愛情(家族)を+20%する。
→家族の飢えを満たすため、自らは餓死する。パッション:愛情(家族)を+20%する。

冒険者の歴史
 もし、両親が今まで生きながらえていれば、それは素晴らしいことである。彼らは歴史の表舞台から退き、次は冒険者自身の経歴を決める番である。冒険者が、1625年で25歳であるならば、1622年に成人に達したことになり、一族の歴史表を適用することができる。

【1622年】
全域:赤の皇帝は、“博識”ファザールに代えて、“聡明なる”タティウスをドラゴン・パスの属領地軍司令官に起用した。ブライアン王が再び姿を現して、彼に従うヘンドレイキ族も叛旗を翻し、多くの義勇兵がそれに身を投じた。
サーター:ジャブの女王と呼ばれる混沌の半神に率いられたスコーピオンマンの大群がラーンステイの足跡より湧き出した。
サーター及びエスロリア:大いなる冬は、ブライアン王率いる反乱軍が、僅かに甦らせたオーランスとアーナールダの力によりルナー軍を奇襲し打ち破ったオーロックスの丘の戦いまで続いた。親ルナー派のエスロリア女王は、武力蜂起により退位させられ、内乱が全土で勃発した。

〇大いなる冬(2年目)の最中の出来事
→凍死しかけた。生き延びられた原因を1D6で決定する。
1.見ず知らずの他人からの情け。パッション:愛情(個人(助けてくれた人物))を獲得する。
2.家族の犠牲。パッション:愛情(家族)を+20%する。
3 敵を殺し、燃やした。パッション:憎悪(他の氏族、集団)を獲得する。
4.地元の森を焼き払うためオークフェドを崇拝する。パッション:憎悪(アルドリアミ)を獲得する。
5.反乱に参加し、オーロックスの丘で戦う。
6.エスロリアに亡命し、同地の内乱に参加する。
→餓死しかけた。生き延びられた原因を1D6で決定する。
1.家族の犠牲。パッション:愛情(家族)を+10%する。
2.族長や王に仕える。忠誠(氏族、部族)を+10%する。
3.よそ者から食糧を盗む。パッション:憎悪(他の氏族、集団)を獲得する。
4.自分の氏族から食糧を盗む。パッション:忠誠(氏族)を-20%する。
5.カルトに養われる。パッション:忠誠(寺院)を獲得する。
6.アーナールダ寺院に養われる。パッション:帰依(アーナールダ)を獲得する。

〇エスロリア内乱の出来事
→古き大地の党派による暗殺からかろうじて生き延びた。パッション:憎悪(エスロリア人)を獲得する。
→生き延びて、1623年のノチェット攻囲戦に参加する。
→ルナー帝国に与する赤木大地の党派による暗殺から辛うじて生き延びた。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。
→赤き大地の支持者から略奪する。3D6×100Lを獲得する。
→サマスティナ女王を赤き大地の刺客から見事に守りとおす。パッション:名誉と忠誠(サマスティナ女王)、+1D6%の評判を獲得する。

〇オーロックスの丘の戦い
→反乱軍の魔術師に殺されかける。技能《合戦》に+5%、パッション:憎悪(サーター人)を獲得する。
→戦闘で殺されかける。技能《合戦》に+5%する。
→生き延びる。技能《合戦》に+5%する。
→名誉の負傷をする。技能《合戦》に+5%、パッション:名誉を獲得する。
→神々のために、戦いで偉大な勲功を得る。パッション:名誉と忠誠(寺院)、+1D6%の評判を獲得する。
→ブライアン王がオーランスの覚醒を為すのを助ける。技能《合戦》に+5%、パッション:帰依(神)を獲得する。続けて、エスロリア内乱に参加する。+1D6%の評判を獲得する。

【1623年】
エスロリア:新しいエスロリアの女王サマスティナは、落ち延びてきたブライアン王と彼の残余の軍と同盟を結び、侵攻してきたグレイズランドの騎馬軍を打ち破った(羽馬の女王は、そのあとすぐ自らの親衛隊の手にかかり落命した)。エスロリアに侵入したルナー軍は、ノチェット市に篭るサマスティナ女王とブライアン王を包囲した。
サーター:ドラゴンパス北方では、トロール、トロールキン、巨大昆虫や闇の生物の途方もない大群が、鉛の城に向かう途中、ドラゴン・パスを横断した。

〇この年の出来事
→トロールの略奪者に殺されかける。パッション:憎悪(トロール)を獲得する。
内乱に巻き込まれる。
ノチェット攻囲戦を戦う。

〇内乱
→異国の兵士、略奪者の攻撃により重傷を負った。該当する国・文化(生まれ故郷及び居住地以外)を選択し、パッション:憎悪(国等)を獲得する。
→敵対する氏族によって攻撃され、重傷を負った。隣接し敵対する氏族を決める。冒険者の氏族にとって、この件は敵対氏族との確執となった。パッション:憎悪(敵対氏族)を獲得する。
→敵対し復讐しようとしていた氏族の一員を殺害した。パッション:憎悪(敵対氏族)を獲得する。
→古の種族(ドラゴニュート、ドワーフ、エルフ、トロール又はタスクライダー)に殺されかける。種族を選び、パッション:憎悪(古の種族)を獲得する。

〇ノチェット攻囲戦の出来事
→大いなる勲功をあげる。パッション:名誉を獲得し、技能《合戦》に+10%する。+1D3%の評判を獲得する。
→大地の魔法により重傷を負う。パッション:憎悪(エスロリア人)を獲得する。
→生き延びる。技能《合戦》に+5%する。1624年のペンネル浅瀬の戦いに参加する。
→ルナー魔術により殺されかけるか、一時的な狂気に陥った。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得する。
→ブライアン王のそばで、大いなる勲功をあげる。パッション:名誉と帰依(神)、技能《合戦》に+10%する。+1D3%の評判を獲得する。1624年のペンネル浅瀬の戦いに参加する。
→サマスティナ女王の祝福を受ける。パッション:忠誠(サマスティナ女王)を獲得し、、技能《合戦》に+10%する。女王から1D6×100L相当の褒美を下賜され、+1D3%の評判を獲得する。1624年のペンネル浅瀬の戦いに参加する。

【1624年】
全域:破滅と変化の予兆とされる新しい惑星(舟星と呼ばれる)が空に現れた。
エスロリア:“狂戦士”ハレックと彼の率いる海賊団「海の狼」は世界を航海したる後、聖王国を訪れた。彼らはサマスティナ女王およびブライアン王と同盟を結び、ペンネル浅瀬の戦いにおいてルナー軍を敗走させた。戦いの間、オーランスは地界から解き放たれ、オーランスの輪と呼ばれる星座が多くの星々ととともに現れ、速やかに天頂へと昇った。
プラックス:ペンネル浅瀬の戦いの後、ハレックの同盟者で新パヴィスのサーター人であるアーグラスは、少人数の仲間たちとサーター―プラックスの間の国境へと旅し、プラックス人の半神であり、白き牡牛として知られる英雄、“黄金の牙”ジャルドンを召還した。
エスロリア及びサーター:冬、ハレックとブライアンは、驚異の都を略奪した。また、ボルドホームにおいて、ルナーの傀儡、僭王テマーティンがフマクティにより弑された。

〇“黄金の牙”ジャルドンの召還に関わったか、否か。          〇ペンネル浅瀬の戦いに参加したか、否か。
〇驚異の都市の略奪に関わったか、否か。

〇“黄金の牙”ジャルドンの召還に関わった場合
→アーグラスを“白き牡牛”と認め、部族に戻った。パッション:忠誠(白き牡牛)を獲得する。
→アーグラスを“白き牡牛”と認めた。パッション:忠誠(白き牡牛)を獲得する。1625年のパヴィスの解放に参加する。
→“白き牡牛”アーグラスと“黄金の牙”ジャルドンに不壊の忠誠を誓った。パッション:帰依(白き牡牛)と忠誠(白き牡牛)を70%で獲得する。すでに、帰依(白き牡牛)と忠誠(白き牡牛)を獲得している場合、+20%する。1625年のパヴィスの解放に参加する。
→“白き牡牛”との同盟に反対した部族の一員を殺害した。パッション:忠誠(白き牡牛)を70%で獲得する。すでに、忠誠(白き牡牛)を獲得している場合、+20%する。パッション:忠誠(部族)は-10%する。+1D6%の評判を獲得する。1625年のパヴィスの解放に参加する。

〇ペンネル浅瀬の戦いに参加した場合
→“狂戦士”ハレックに殺されかける。攻撃によりひどい傷跡が残る。パッション:恐怖(“狂戦士”ハレック)を獲得し、技能《合戦》に+5%する。+1D6%の評判を獲得する。
→“狂戦士”ハレックと見え、生き延びた。パッション:恐怖(“狂戦士”ハレック)を獲得し、技能《合戦》に+5%する。+1D3%の評判を獲得する。
→戦いで大きな勲功をあげる。パッション:名誉又は帰依(神)を獲得し、技能《合戦》に+10%する。+1D6%の評判を獲得する。
→戦闘で殺されかけた。技能《合戦》に+5%する。目立つ傷跡が残る。
→生き延びる。技能《合戦》に+5%する。
→ルナー魔術により殺されかけるか、一時的な狂気に陥った。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得し、技能《精霊戦闘》に+5%です。
→“狂戦士”ハレックの戦い振りを目撃した。パッション:恐怖(“狂戦士”ハレック)を獲得し、技能《合戦》に+5%する。

〇驚異の都市の略奪に関わった場合
→「海の狼」に裏切られ、身ぐるみを剥がされて、死にかける。パッション:憎悪(海の狼)を獲得する。
→驚異の都の守護者達に呪詛をかけられ、精霊に殺されかけた。技能《精霊戦闘》に+10%する。
→略奪により、1D6×100L相当の財貨を得る。
→魔法の品物を盗み出した。
→“狂戦士”ハレックに殺されかける。パッション:恐怖(“狂戦士”ハレック)を獲得し、+1D3%の評判を獲得する。
→“狂戦士”ハレックと友誼を結ぶ。パッション:忠誠(“狂戦士”ハレック)を獲得し、+1D6%の評判を獲得する。

【1625年】
パヴィス:白き牡牛の結社を従えたアーグラスは、パヴィスをルナー帝国から解放し、自らをパヴィス王と号した。アーグラスは、プラックス人の同盟者を率いてドラゴン・パスに向かったが、ルナーの魔術によって打ち破られ、パヴィスに撤退した。同じころ、ブライアン王もルナーの魔術により殺害された。
サーター:ルナー帝国は、新しい昇月の寺院を完成させ、グローラインでドラゴン・パス全域を覆うために何千もの魔術師、司祭、貴族を集めた。カリルによって率いられたサーター人のヒーロークエスターの一団は、ルナーの儀式に潜入し、寺院の地下に真のドラゴンを召還した。ドラゴンは、寺院と儀式の参集者を貪り食い、瞬く間に、帝国は、属領地における軍事力と強大な魔術の大半を喪失した。
 その後、ドラゴンは、その途方もない巨体(数Kmはあったという)で空に舞い上がった。ドラゴンは、中空の赤の月に向かって飛翔した。ペローリア、ラリオス、クラロレラそして西の果てなどジェナーテラ中の何百万もの人々が、「竜の形をした黒雲」が赤の月を覆い隠すのを目撃した。間近にいた者は、それ以上のものを見、そして聞いた。ワームの友邦帝国以来眠っていた、ドラゴン・パス中の、古の竜の力と意思が覚醒した。帝国の首都グラマーにおいて、赤の皇帝は、自らのおびただしい魔力を犠牲にして、赤の月に向かう真の竜を退けた。竜は、ドラゴン・パスそして、ケロ・フィン山を旋回して、かつて新しい昇月の寺院が建っていた巨大な裂け目へと戻っていった。
 カリル・スターブロウはボルドホームに進軍し、自ら「サーターの君」を名乗った。“博識”ファザール将軍に率いられたルナー・ターシュ属領地軍は、混乱しながらもサーター自由軍と戦った。ファランドロス王(ターシュの王でありファザールの甥)が、ファザールの縁者や支援者を殺し、有能な将軍を作戦から退けたことをファザールが知ったことにより、ルナー・ターシュ属領地軍はサーターから撤退した。ファザールはダンストップに退き、彼に加担する者達を呼び集めた。古ターシュにおいては、揺るがすものの女祭達が、ファザールの息子オンジュールを王に戴くことを良しとせず、新王を擁立した。

〇この年の出来事
→真竜の目覚めにより死にかける。パッション:恐怖(ドラゴン)を80%で獲得する。
→パヴィスの解放に関わる。
→ルナーと反乱軍の戦いで殺されかけた。技能《合戦》に+5%する。目立つ傷跡が残る。
→真竜の目覚めを目撃する。パッション:恐怖(ドラゴン)を獲得する。もし、ルナー・ターシュ人であるなら、ファザール将軍の離反に関わる。古ターシュ人であるなら、ゆるがすものの女祭達による新王擁立に関わる。サーター人であるなら、サーターの解放に参加する。

〇パヴィスの解放
→奴隷として売られる。冒険者は、後で逃げ出したか、別の誰かの所有物になっている。パッション:憎悪(プラックス人)を80%で獲得する。
→プラックス人、又はサーターの謀反人によって傷つけられ、奪われ、死にかけた。パッション:憎悪(プラックス人)又は憎悪(サーター人)を獲得する。目立つ傷跡が残る。
→戦いで殺されかけた。技能《合戦》に+5%する。目立つ傷跡が残る。
→戦いで大いなる勲功をあげる。パッション:名誉を獲得し、技能《合戦》に+10%する。目立つ傷跡が残る。+1D3%の評判を獲得する。
→アーグラスをパヴィス王として喝采をもって迎える。パッション:忠誠(アーグラス)と+1D3%の評判を獲得する。技能《合戦》に+10%し、戦利品1D6×100Lを得る。
→プラックス人が、新しい昇月の寺院を破壊するためにドラゴン・パスを訪れたときに、ルナーのデーモンによって殺されかけるか一時的な狂気に陥った。パッション:憎悪(ルナー帝国)を獲得し、技能《精霊戦闘》に+10%する。

〇ファザール将軍の離反
→サーター人と戦い、大いなる勲功を挙げるが死にかける。パッション:名誉を獲得し、技能《合戦》に+10%し、目立つ傷跡が残る。+1D3%の評判を獲得する。
→戦いで殺されかける。技能《合戦》に+5%し、目立つ傷跡が残る。
→生き延びる。技能《合戦》に+5%する。
→ファランドロス王に対してファザール将軍が離反する。パッション:忠誠(ファランドロス王)を獲得し、技能《詐謀》に+5%する。+1D3%の評判を獲得する。
→ファザール将軍への忠誠を維持する。パッション:忠誠(ファザール将軍)を獲得し、+1D3%の評判を獲得する。
→ファランドロス王の命により、冒険者に対して暗殺が仕掛けられる。パッション:忠誠(ファザール将軍)と憎悪(ファランドロス王)を獲得し、技能《詐謀》に+5%する。+1D6%の評判を獲得する。

〇ゆるがすものの女祭達による新王擁立
→人喰いの巫女達の生贄に供されたが、なぜか生き延びた。パッション:帰依(神)を獲得し、+1D3%の評判を獲得する。
→新王についてファザールの息子オンジュールの擁立を支持する。パッション:忠誠(ファザール将軍)を獲得する。
→揺るがすものの女祭達が、アンステイを冬の峰の王に擁立するのを喝采して迎える。パッション:忠誠(揺るがすものの寺院)を獲得する。
→ファランドロス王の臣下と戦い殺されかける。パッション:憎悪(ファランドロス王)を獲得し、+1D6%の評判を獲得する。目立つ傷跡が残る。

〇サーターの解放
→戦いで、大いなる勲功をあげる。パッション:名誉と忠誠(サータ―王国)を獲得し、+1D3%の評判を獲得する。技能《合戦》に+10%する。
→戦いで殺されかけた。技能《合戦》に+5%する。目立つ傷跡が残る。
→生き延びる。技能《合戦》に+5%する。
→カリル・スターブロウがボルドホームにおいてサーターの君に即位するのを喝采して迎える。パッション:忠誠(サーター王国)を獲得し、技能《合戦》に+5%する。

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