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修学旅行

中3長男が今日から修学旅行。

楽しみ過ぎて昨晩から興奮が止まらないらしく、

「3時に目が覚めちゃった。でもずっと布団の中に居たよ」

と4時40分にのたまう。

5時に軽めの朝ごはんを食べて、トイレを済ませたり、酔い止めを飲んだり。

6時半集合とのことで、6時前に家を出た。

「少し早いけど行くわ。行ってきます」

寝ている夫にも行ってきますの声かけをし、(昨晩は空手稽古の日で飲んで帰ってきた夫。お、おう、いってらっしゃいと一瞬起きる)

玄関まで送る私にもう一度、

「行ってきます」

いってらっしゃい。楽しんでおいで。



昨晩は、0時ちょうどから、長男が受験するかもしれない高校の学校説明会web申し込みがスタート。

すぐ満員になってしまうので、今回こそ予約を取らねばと、眠気と戦いながら必死に起きていた。

あと20分で0時という頃、寝たはずの長男が起きてきた。

「眠れない………正確には寝てると思うけれど、なんか、起きちゃう」

次の日(つまりは今日)が早いので、塾から帰ってきて早々に寝かせたのに。

中3でしょう、自分で何とかしてよ、と言いつつ思いつつ、長男の足裏のつぼを押す。(私は足裏マッサージをするのも、されるのも好きだ)

「うう、イタ気持ちいいぃぃぃ」

うつらうつらしながら言う。

「明日飛行機乗るじゃん。落ちたら終わりだね」

まあそうかもね、でもお母さん、落ちないと思うよ、たぶん、いやぜったい落ちない。


「そうだね、オレもそう思う。あとさ、オレの隣、最強にサバイバル出来る奴だから、きっと何とかなると思う」

隣の席のなかよし君の顔を思い浮かべて、

「お母さんもそう思う。生き残れると思う」

すね毛だらけの足を見ていたら、スゥスゥ寝息が聞こえてきたので、0時スタート申し込み挑戦のため私は自室に戻った。

無事、予約完了。
あとは、この高校の基準に見合うだけの実力があればいい。



「はちゃめちゃに楽しんで来い」

昨晩、塾で塾長に言われたそうだ。

楽しんでおいで。
みんなが元気に帰ってくるのを待ってます。


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お読みいただきありがとうございました。

ヘッダーは、長男作の旅のしおりです。(学校の課題)

最初に石川に、次に滋賀、最後に京都を訪れる予定です。