里歩さんにありがとう

2019年6月5日 09:39

昨日の激闘から一夜明け、終わってみれば納得の結果。でも、それでも、思い出すと悔しさが込み上げてくる😭

里歩さんは全力で倒しに来た。これまで、蒼魔刀すら出させてもらえずに負けていた。それが昨日はフルコースで料理された。それでも何度も食らいつく姿は立派なメインイベンターだった。

もう、新人なんて肩書はいらない。いちプロレスラーとして、どの土俵に立っても恥ずかしくない試合が出来る。自信を持ってそう言える存在になったのだ。

「まだ１年だから。１年でこれだけできればすごい」この言葉はもう通用しない。２年目で結果を残している選手は沢山いるから。２年目のジンクスとはよく言われるもので、やはり本当の勝負は２年目から。でも、駿河メイなら２年目だろうがなんだろうが驀進し続けることが出来ると信じている。

里歩さんに「勝っちゃってごめんね」と言われた。とんでもない！全力で倒しに来てくれてありがとうだし、その中で見えた課題、王者とはどうあるべきか、メインイベンターの役割…いろんなことを教えてくれた。この経験はベルトを取るよりも、何よりもかけがえのない経験として積み上がる。負けは人を落とすこともあれば上げることもある。この負けは確実に上がる方。

この日のセミで美鶴さんと、ゆなもんがタッグのベルトをかけて闘った。ここにも我闘雲舞の未来が見えた。この闘いも素晴らしいものだった。最後の最後までどちらが勝つか分からない一進一退の攻防にヒートアップ。もう里歩さんがいなくなっても(プロレスに関しては)何も問題はない。美鶴さんもゆなもんも里歩さんの背中しっかり見て感じて、そのプロレスを受け継いでいる。