きれいな人=峰不二子か否か
きれいな人の定義って何だと思います?
顔立ち、スタイル、美容に関するものは
誰しも気になるものだと思うんですが、
私の中ではそれ以外に、
凛としたしなやかな強さを持っている人
ってイメージなんです。
性差が叫ばれる世の中で、男女ともに差別だったり区別だったり、
それは適材適所ってやつなんじゃないのってことにまで叫び声が聞こえてくる中で、
当事者だから気づいてしまう嫌な部分って結構ありますよね。
思春期に性別を意識し始めて戸惑うあの感覚とか、異性としての思いをぶつけられたときの反射的に持っちゃう拒否感とか、生理現象に苦しむ時とか、異性相手に言葉を選ぶ自分に気づく瞬間とか。
男女ともに、きっと
そういうものに対面することって多くて、
それをいいなと思える時と、受け入れ難いと思ってしまう時との違いがあって。
世の中に馴染みながらも自分を持つってところで
私の思うきれいな人は
峰不二子
なんです。
正義のヒーローではない人。でもかっこいいと思える人。
泥棒だし、都合がいいし、女性の武器も使ってるみたい。
でもきっと女性の活躍しにくいあの作品の中で
自分の好きな宝石を求めてまっすぐで、
仲間への情もあって、
思うままに動いていく。
時折裏切ったってチャーミングで許されてしまう不思議は
たぶん、見ていて心地いいから。
きっと運動だって美貌だって知性だって、
努力しなくちゃ思うままには出来るわけないって
みんなわかっているから。
わかっているから、認めるし、かっこいいと思っちゃう。
好きなことしてる人が輝いてるんじゃなくて
好きなことに全力になれるように前を向いている人に
惹かれるんじゃないかなあ。
なんて思うわけです。
峰不二子ほどの才覚も野望もないけれど、
まずはどれか一つでも並べるほどの努力をしてみろって話です。
まったくまったく。
ここまで差があると月とスッポン。
スッポンだって身近ではないから、もう、月と細胞くらいなもんです。
とりあえず、
目指すものを思い浮かべて納豆を食べようという話でした。
きれいな人に、きっとみんななりたいよね。
意識して行動してみよう。
それでは。