あしかがふみか

はねやすめの日々を綴る - Living dedepo - photo / design / writer Iwate(morioka) ⇄ Miyagi(osaki) 暮らしのこと、書きたいこと、つらつらと https://livingdedepo.com

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マガジン

  • モノと暮らしと私。

    自分らしいモノとの付き合い方、暮らし方。 自分が愛用している道具をご紹介していきます。

  • 紆余曲折 起業ストーリー

    自分らしく在りたい。1人のゆるゆる田舎娘による紆余曲折 起業ストーリーです。

  • 7日間ブックカバーチャレンジ

    7日間ブックカバーチャレンジでご紹介した本をまとめました。

最近の記事

【はじめてのボリビア①】海外初心者、ロスバケに遭う(前編)

帰りたい。もう帰らせてくれ。 異国の地で、私はわりと大きな声で、そう呟いていた。 ポロポロと涙がこぼれてくる。 歩き疲れた。汗もドバドバかいている。 泣いている私をチラリと横目に見る外国人の視線なんてどうでもよかった。 なんで私、こんなところにいるんだっけ。 海外に来てこんなネガティブな気持ちになるなんて、日本を出国する前までは、全く想像もしていなかった。 今年の1月、私はボリビアに2週間ほど行ってきた。夫が青年海外協力隊でボリビアにいるので、いる内に会いにいきたかった

    • 【暮らしの道具】#3 クレバーコーヒードリッパー

      味も、香りも、飲むまでの一連の所作も含めて、コーヒーが好き。 豆を挽き、お湯を沸かして挽いた豆をドリップする。部屋がコーヒーの香りに包まれて、豊かになっていく。淹れたてあつあつのコーヒーをズズッとすする。そんな時間がたまらなく愛おしいのです。 コーヒーをいれる道具・器具を集めるのも好きで、アンティークなものやスタイリッシュなものなど、性能や見た目もさまざまな道具が数多く存在します。 今回は、最近手に入れた「クレバーコーヒードリッパー」を紹介します。 出会いのきっかけは

      • ぷりぷりメカブ、どどんとたっぷり

        毎月の楽しみの一つ。 東北食べる通信の4月号は、メカブとワカメが届きました。 梱包された箱を開けると、磯の香りがふわ〜っと。 大船渡市・綾里地区の生産者さんがつくった、ぷりっぷりのメカブが目を引きます。 北からは親潮、南からは黒潮、豊富な栄養に恵まれ、世界でもトップクラスのワカメが育つ地域なのだといいます。 メカブといえば、食品売り場で既に刻まれているものしか 見たことがなかったので、こんなにフリフリぷりぷりしていたのね…!と感動。 このままうっとりと眺めていたいけど

        • 根っこまで美味い、せり料理きろく

          冬から春に向かっていく3月のこと。 購読している情報誌とともに、せりが届きました。 食べ物が付いてくる情報誌、「東北食べる通信」。 食のつくり手を特集した情報誌と、その季節ごとに収穫した食べ物が付録としてついてきます。 春の七草「せり」。 数少ない日本原産の野菜のひとつでもあります。 今回は秋田県湯沢市の伝統野菜・三関せりが届きました。株式会社CRAS( https://yuzawa-cras.com )さんの、白く長い根が自慢のせり。 梱包箱から開けた瞬間に広がるせ

        マガジン

        • モノと暮らしと私。
          4本
        • 紆余曲折 起業ストーリー
          3本
        • 7日間ブックカバーチャレンジ
          7本

        記事

          #3 一旦、リセットしてみる

          「紆余曲折 起業ストーリー」 久しぶりにこのシリーズを書きます。 前回投稿したのが2020年8月……?2年半以上も前だと?(驚愕) ↑を読み返してみると、この頃に書いた気持ちと今の気持ちは少し違うなと思います。当時はまだコロナ禍になって半年ほどしか経っていないこと、そして何より、その後私も結婚し、宮城から岩手へ移住したりと、環境がガラリと変わったためです。 なので前回と内容がつながらない部分も出てくると思いますが、その辺りはご了承ください。 何もかも、一旦リセットした

          #3 一旦、リセットしてみる

          【暮らしの道具】#2 ガラスペン

          一家に一台、ガラスペン。 それほど私の心に深くハートの矢がささった、透明で美しい見た目の「ガラスペン」。 その名の通り、ガラスでできているペンです。インクをちょちょいと付けて文字を書く、万年筆のようなペンです。 最近では、パソコンやスマホで文字を打つことが増えたこともあり、 なかなか思い立って文字を書く機会が少なくなってしまいました。 学生時代、あんなにノートに書いていたのにね。何年前のことになってしまったのやら…ぐさーー。 と、勝手に心のダメージを受けている場合ではな

          【暮らしの道具】#2 ガラスペン

          【暮らしの道具】#1 ソネングラス

          今回からシリーズものとして、気に入っている暮らしの道具を紹介していきます。 今回ご紹介するのは、「ソネングラス」という、南アフリカで製造されているソーラーランタン。 これ、とってもオススメです。 一見、普通のメイソンジャーに見えますよね。 沢山オススメポイントがあるので分けてご紹介します。 ①発電方法がサスティナブル蓋はソーラーチャージパネルになっていて、蓋の裏側に太陽光をためる電池がついています。この蓋部分を日光に当てることで充電されます。 電力元が太陽光なので、

          【暮らしの道具】#1 ソネングラス

          モノは、自分の指標。~自分軸を持った暮らし~

          モノは、単なる物ではない。 自分の人生を構成してくれる大事なパートナーだ。 モノの見方がガラリと変わったのはつい最近のこと。 近々、引っ越しをすることになり、身の回りの整理をしないとなーと思い断捨離を始めた。新生活が始まるウキウキした気持ちと、「スッキリ、身軽になりたい」という漠然とした思いがあった。 早速身の回りのモノを見渡してみる。すると、いかに自分の周りにモノが溢れていたかを思い知らされた。 「いつか読むかも」と取っておいて1年以上読まなかった本、着回しに便利そうな

          モノは、自分の指標。~自分軸を持った暮らし~

          【テンペ万能すぎん???】-テンペづくりWSに参加してきた-

          突然ですが、「テンペ」という食べ物をご存じですか?? (ここ最近初めて知ったのにドヤ顔で説明している人) テンペとは、インドネシア発祥の大豆発酵食品。 テンペを作る菌「テンペ菌」を用いて大豆を発酵させた食材です。 日本だと大豆発酵食品=納豆がメジャーですよね。それのインドネシア版といってもいいかもしれないです。 もともと、大豆は栄養価が高く、たんぱく質を取りながらビタミンや食物繊維も摂取出来ます。 その上、発酵させているので、原料の大豆よりも栄養価が増えるという強

          【テンペ万能すぎん???】-テンペづくりWSに参加してきた-

          猫は悪くないのに ~野良猫問題を考える~

          実家の近所で、今問題になっている、野良猫問題について考えてみる。 結論から言うと、猫は悪くないよ、ちゃんと相談しようぜ、という、人間側に100%問題のあるお話。 「慈愛の心」が近所の迷惑に野良猫問題、と一言で言っても色々あるけれど、実家の近所で問題になっているのは、とある数人の野良猫への慈愛の心が、周辺住民の迷惑になっているということだ。 近所のおばちゃん達が、野良猫を可哀想だと思い、餌をやっているそうだ。もちろん野良猫なので、飼っているわけではない。 一見、野良猫に

          猫は悪くないのに ~野良猫問題を考える~

          「掃除って、いいことづくめだ。」習慣化して見えてきたこと

          朝起きたら、服に着替える。お腹が空いたら、ご飯を食べる。 毎日習慣としてやっている、何気ないこと。生きていく上で欠かせないものが私たちにはある。 「掃除」。生きていく上でかかせない習慣だと、私は思う。 面倒くさいと思っていた、掃除。 「掃除」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべるだろう。 どちらかというと、「面倒くさいもの」「ある意味義務のようなもの」「なるべく楽をしてこなしたい」そんな風に思っている人が多い気がする。 もともと面倒なことは極力避けたい主義で、几帳

          「掃除って、いいことづくめだ。」習慣化して見えてきたこと

          人も命も結ぶ食 ~車座座談会に参加してみて~

          今朝、ポケットマルシェ代表の高橋博之さんが主催する「車座座談会」に初めて参加しました。 その時のレポートをチラッとお届け。 zoomでの開催、7:00スタートという、THE・朝活の座談会。今日が694回目と聞いてびっくりしました。長寿企画なんですね。普段は通勤の支度や朝ごはんを食べる時間帯だと思いますが、朝のちょっとした時間にオンライン参加できるのはなかなか貴重。 IT企業の方やスポーツインストラクターの方も参加されていて、通勤しながらイヤホンで参加されている方も。

          人も命も結ぶ食 ~車座座談会に参加してみて~

          #2 カフェで起業しようと思ったけど コロナで路線変更した話

          タイトルの通りです。#2 と書いてあるように、一応シリーズものの設定です。 相当久しぶりなので、私も前の記事の内容ナンダッケ…?状態なので再シェアさせてください。書いたのがめちゃくちゃ前すぎて驚きました。いかに私が飽き性かが分かります。 前回は、”自分らしく生きていきたい、だからカフェをやってみたいと思ったんだ” というところまでで終わっていました。 その続きということで当時の状況を振り返ってみたいと思います。 ①カフェを目指したワケ自分が自分らしく生きていきたいと

          #2 カフェで起業しようと思ったけど コロナで路線変更した話

          生涯、障害だらけ。

          雨、雨、雨。 雨が降るのは個人的には好き。でも、極端な雨や災害級の雨はどうかやめてくれと願う日々。自然には勝てないし、自然災害に比べれば人間の悩みなんてちっぽけなものだなと、どしゃ雨降る窓を見ながらぼんやり思う。 それでも。人間の悩みは当人にとっては大きい悩みであり、今日もその悩みと向き合いながら生きている。 一定基準を満たしていないといけない、みたいな風潮が嫌いだ。 全部基準を満たしてる人の方が生きやすいだと?そんな世界なんてクソ食らえ!!!(お口が悪いぞ???) 出

          生涯、障害だらけ。

          学ぶ選択肢は多様だといいなぁ

          私は集団行動が苦手だし、人が多いところも苦手。なので、学校があまり好きではなかった。 不登校ではなかったにしても、学校にはかなりの居心地の悪さを感じていたし、毎日「学校には行きたくない…でも勉強には遅れたくない…」と葛藤しながら登校していた。 根暗で引っ込み思案な学生だったもんな。今言うと驚かれることも多いけど。 学校という環境への違和感から、自分という個性を出せなかったし自分らしくいられなかったのが苦しかった。 「学校楽しかった!」「最高の学生生活を送れました!」っ

          学ぶ選択肢は多様だといいなぁ

          人間本位は、もうやめたいね。 ~風の谷のナウシカから学んだこと~

          皆さん、知っていましたか。 今、ジブリ映画4作品が映画館で楽しめるということを。 金曜ロードショーで放送されるたびに観ては、録画したものを観ては…ジブリ映画をこれまで何度となく観てきましたが、 やっぱり好きな映画は、映画館で観たい!!! 今だからこそ観ねば!!!と、思い立ち、先日、映画館でジブリ映画「風の谷のナウシカ」を観てきました。 ジブリの映画は幼いころから何度も観ていますが、何度観ても新しい発見があります。むしろ大人になってからの方が、発見が多い。 ・自然と

          人間本位は、もうやめたいね。 ~風の谷のナウシカから学んだこと~