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無料プランの制限が減ったWhimsicalで図解を共有
ポッドキャスト「アシカガCAST」第778回の要約記事です。
無料プランの制限が減ったWhimsicalで図解を共有
最近、頻繁に更新する可能性のある図解を共有する必要があり、久しぶりにWhimsicalを使用してみました。Whimsicalは、Miroと同様のオンラインホワイトボードツールです。今回のケースでは、MiroとWhimsicalのどちらを使うかを検討しました。
図解のWeb共有をMiroとWhimsicalで比較
共有したかったのは、画像とテキストの組み合わせでした。具体的には、わたしがお手伝いしているキャラクターデザイナーの井上・ヒサトさんの通信販売で、一点モノの手描き色紙や革キーホルダーの注文状況をリアルタイムで把握できるようにしたいと考えていました。
わたし以外の関係者はデジタル弱者なため、ログインなしでリンクから直接閲覧できることを前提条件としました。MiroとWhimsicalの両方ともこの条件を満たしていましたが、最終的にWhimsicalを選択しました。
Whimsicalの方がスマートフォンでの表示がシンプルで分かりやすく、動作も滑らかで快適だと感じたためです。Miroは共有ボードを開いた際に、アプリの使用を促す案内や閲覧者の権限表示など、複数の情報が画面上部に表示され、実際の閲覧エリアが狭くなってしまいます。一方、Whimsicalは画面上部の使用が1行分のみで、より広い閲覧エリアを確保できました。
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MiroとWhimsicalの立ち位置の違い
MiroとWhimsicalは同じオンラインホワイトボードのカテゴリーに属しますが、その立ち位置には違いがあると思っています。Miroは、リアルタイムで付箋を貼り付けていくブレインストーミングに適したツールというイメージが強く、コラボレーションに強く高機能です。
一方、Whimsicalはフローチャートやマインドマップの作成が得意なイメージがあります。チームでの共有やリアルタイムコラボレーションも可能ですが、素早く簡単に図解やマインドマップを作成できるツールという印象があります。
通常のグラフィックツールとMiro/Whimsicalとの違い
FigmaやAdobe Illustrator、Adobe XDなどの一般的なグラフィックツールと比較すると、WhimsicalやMiroは事前に用意されたパーツやアイコンを組み合わせて、素早くそれなりのクオリティの成果物を作成できる点が強みです。
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例えば、フローチャートを作成する際、Whimsicalでは四角形を配置するだけで自動的にテキスト入力用のスペースが用意され、新しい要素を追加すると矢印が自動的に接続されます。FigmaやIllustratorのように一からデザインする必要がなく、簡単にお手軽に作業を進められます。
Whimsicalのドキュメント作成機能
Whimsicalには最近(といっても結構前ですが)、ドキュメント作成機能が追加されました。NotionやGoogleドキュメントのように、テキストベースのドキュメントに画像や図解を挿入できるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728897529-Keoiuw6bq3U1GTdvZL28tBV4.png?width=1200)
ドキュメント内に図解を挿入するときに、新しいボードを作成できます。そのボード上で図解を作成したあとにドキュメントに戻ると、その図解が自動的に埋め込まれています。これは、ほかにはあまりない便利な機能だと思いました。
無料プランの制限が変わったWhimsical
Whimsicalの無料プランの制限が大幅に緩和され、無料でもかなり使えるツールになっています。以前は無料版で作成できるボードが4つまでで、削除してもゴミ箱に残り続けるため、作れるボード数の制限が厳しいものでした。
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現在は、個人用のファイルは無制限で作成可能になりました。チームで使用する場合のコラボレーションボードは3つまでという制限がありますが、個人利用であれば無料プランでも十分に活用できるはずです。
なお、AI機能に関しては、無料プランでは100回、有料のプロプランでは2000回までと大きな差がつけられています。
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Whimsical @whimsical のAIマインドマップ機能を試してみました。無料版ユーザーでも使えます。日本語対応してますね。 pic.twitter.com/C5BrmcQsAy
— アシカガコウジ/デジタル活用Podcast (@ashikagacast) March 8, 2023
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