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いまZoom初心者に使い方を紹介するとしたら

ポッドキャスト「アシカガCAST」第774回の要約記事です。

Zoomを初めて使う人たちと接続テスト

Zoomを初めて使う人たちのために接続テストを行いました。わたし以外は同じ会社の3人が参加し、おそらく同じオフィスにいたようです。

事前に特に準備をすることもなく気軽な感じでテストをして、接続自体は特に問題ありませんでした。じゃあ、繋がったのでOKですねとすぐ終わるのも素っ気ないので、ちょっと機能を紹介したりした方がいいかなと思いました。

オーディオ、ビデオなどの設定アイコン

テストでは、まずカメラやマイクのオン・オフ機能を紹介しました。ほかのビデオ会議ツールの経験があったため、スムーズに理解してもらえました。

画面共有とiPhoneの画面の共有

画面共有機能も試してみました。まずわたしが画面を共有し、そのあと、参加者の一人にも画面共有を試してもらいました。画面共有中でも上部のタブを切り替えることで、みんなの顔が映っているカメラ映像に戻れることを説明しました。

あとから気がついたんですが、ギャラリービューとスピーカービューの切り替えについての説明を忘れていました。あまりにも初歩の話ですっかり抜けてしまっていましたが、参加者みんなの画面がタイル上に並んでいるギャラリービューと、喋っている人が大きく映るスピーカービューが切り替えられますという話はするべきでした。

ギャラリービューのイメージ

画面共有している画面に対して書き込みができるんですよと、フリーハンドで丸や矢印を書いて紹介しました。「みんなでやってみましょう」くらいやっても良かったのかもしれませんが、わたしがささっとペンツールで書き込むくらいで終わりました。

この辺でネタ切れかなと思い、個人的に便利だと感じているiPhoneの画面共有機能を紹介しました。パソコンでZoomのビデオ会議をしているときに、AirPlayを使用してケーブル接続なしでiPhoneの画面を共有できます。

画面共有からiPhone/iPad(AirPlay使用)を選ぶ

※ポッドキャストでは「Macだからだと思うんですが…」と話しましたが、調べたところWindowsのZoomでも、AirPlayでのiPhone/iPadの画面共有機能は使えるそうです

iPhoneの画面を共有した状態で、iPhoneのカメラを通してわたしの机の上を映すなど実演してみせると、ちょっとだけ「おお!」という感じになりました。

ちなみにここまでのところ、盛り上がらない感じで淡々と説明していました。もっと「なにか質問はありますか?」みたいな問いかけをするべきだったと反省しています。

ネタとしてのイマーシブビュー

もう一つネタとして面白そうなこととして、イマーシブビューという機能も紹介しました。これは参加者全員が同じ場所にいるかのように合成して表示する機能です。

イマーシブビューの設定画面

例えば、大学の講義室のような背景に参加者が並んで座っているように表示されます。背景は基本的に自動で切り抜かれて、人物だけが座っているみたいに表示されます。これもやってみて、ややウケな感じでした。

ホワイトボードは紹介するべきだった

今一つ盛り上がらずあっさり終わったんですが、終わったあと、もっと事前にちゃんと準備をして、いろいろ面白く紹介できたらよかったんじゃないかなと反省しました。

そこで、じゃあほかに何を紹介したらよかったのか考えました。まず、さっき言いましたが、ギャラリービューとスピーカービューの話はした方が良かったでしょう。あと、チャット機能ですかね。Zoomのチャット機能は会議中に気づきにくいですが、チャット機能があるということは知っておいた方がいいはずです。

Zoomのチャットをビデオ会議画面の右側に表示した例

また、Zoomのホワイトボード機能は紹介してもよかったと感じています。Miroのようなオンラインホワイトボードツールの機能が、今はZoomに組み込まれています。会議中にホワイトボードを作成して、参加者みんなに共有することで、全員が書き込みや付箋の作成ができて便利です。

Zoom上でホワイトボードを共有した例

なお、わたしが使用している最も安価なプロプランでは、作成できるボードの数が3つまでに制限されています。

投票/クイズ機能を試してみた

Zoomには、「投票/クイズ」という機能があり、さっき初めて使ってみたんですが、うまく活用できれば良い機能かなと思いました。

質問と回答の選択肢を作成し、参加者全員に送ることができます。回答は自動で集計され、結果を主催者のみが閲覧するか、全参加者に共有するかを選択できます。

投票/クイズの設定画面

ただ、ざっと試しただけなんですが、主催者は質問に答えることができないようでした。QRコードを出してそのリンクからスマホなどで投票する機能もあるので、主催者が答えたい場合はその方法を使うしかないのかもしれません。

今回テストした3人を含めて6人で会議することになるので、この投票/クイズを活かせるケースが出てくるかもしれません。また、人数が多いのでブレイクアウトルームを使う機会もあるかもしれないですね。ブレイクアウトルームは、例えば6人のメンバーを3人と3人に一時的に分けて、別室で話し合いができる機能です。

Nottaでの文字起こしも紹介したかった

Zoomの機能ではありませんが、Nottaという自動文字起こしツールを使うことで、ビデオ会議をリアルタイムで文字起こしできます。Notta上で自動で文字起こしされていく様子を画面共有で見せれば、インパクトがあって参加者の興味を引くことができたかもしれません。

あと、これは会議が終わってからしか使えませんが、Zoomでクラウド上に会議を録画したものは、共有してブラウザ上で見られる機能も便利です。これも紹介したらよかったですね。

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