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Xの生成AI「Grok」で画像生成してみた

X(Twitter)上で利用できる生成AI「Grok」がアップデートしました。
Xの有料プラン「プレミアム」と「プレミアムプラス」ユーザーは、「Grok-2」「Grok-2 mini」のベータ版を利用できるようになっています。

Grok-2では画像生成ができると聞いて、予習などせずともかく試してみました。わたしはXの課金勢・プレミアムユーザーです。

まず、日本語でのプロンプトで画像生成ができるのか聞いてみました。Grokは「日本語での指示」というお題で画像を作るよう指示されたと勘違いしたらしく、日本語っぱい文字の並んだ画像を作ってくれました。

生成された画像の下に英語でGrokからの返事が表示されていて、プロンプト「Japanese instructions for image generation」で生成されたことがわかります。

続いて、AI画像生成といえばやはり人物、とくにかわいい女性が作れるかどうかが気になるところ。特にイラストか写真かなど指示しなかったのですが、3Dっぽいイラスト風のものが生成されました。

ポートフォリオ写真風の画像も生成できました。1つの画像だけで判断するのは気が早いですが、AI生成らしい破綻は見当たりません。クオリティは高いと感じました。

画像をダウンロードしてみましたが、1024 × 768 ピクセルで生成されています。

画像生成したときに表示されるアイコンメニュー

画像を生成したときに5つのアイコンボタンが表示されます。

  1. テキストをコピー
    Grokの返事をテキストでコピーします

  2. 共有
    リンクで共有するときに使います

  3. 再生成
    画像を再生成できます

  4. いいね

  5. 好きではない

共有アイコンを選ぶと、「リンクをコピー/リンクをポスト/ダイレクトメッセージで送信」の3つのアクションを選べます。

リンクを開いたらこんな感じです。プレミアム/プレミアムプラスのユーザーでない場合は、サブスクライブに誘導されるボタンが表示されます。なお、Xにログインしていない状態だと、画像は表示されませんでした。

プレミアム/プレミアムプラスのユーザーの場合は、「Grokで続行する」ボタンが表示されます。ボタンを押すと、同じプロンプトでGrokに指示することになります。

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