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お前は今までに観た映画の回数をおぼえているのか?

タイ留学中の足軽です。
こっちに来てからというもの毎日映画三昧なので、タイの映画館について書いてみようと思います。

タイには大手のシネコンが2つあります。ひとつはMajor Cineplex、もうひとつはSF  Cinemaです。サイアム・パラゴンのParagon Cineplexを筆頭に、Major系の映画館は内装がとても豪華で高級感を感じるものになっており、日本でいうTOHOぽさがあるなと感じています。SF系はなんか松竹系の感じする、知らんけど。

日本と比べると鑑賞料金はむちゃくちゃ安いです。料金は固定ではなく曜日によって変わる仕組みになっていて、2Dの通常上映で安い日だと150バーツほどで週末になると300バーツくらい。バンコクの中心部でこれなので、郊外や他県に行けばもっと安くなるはず。通常上映だけでなくIMAXや4DX、Screen  Xなどもあり、これらは通常上映とは異なる料金形態になってますが、軒並み日本で見るより安くなっています。

なんといってもタイの映画館は会員制度がすごい。「赤字じゃないの?」と心配になるくらいサービスがすごいです。
Major系にはM Passというサービスがあります。なんとM  Passを使うと1作品につき1回限り無料で鑑賞することができます。選べる席種には限りがありますが(カップルシートとか高い席は対象外)、数十バーツの追加料金を払えばIMAXも観れたはずです。
驚くべきはその料金。月額250バーツ(学生)で、大人(23歳以上)だと300バーツ。これはParagon CineplexとQuotier Cineartを除いた場合の料金で、追加で100バーツを払うとこの2館を含めたMajor系全館でサービスを利用することができます。多くても3回、下手したら1回で元が取れてしまうので、タイで映画を観るなら絶対入ったほうがいいです。
あえて弱点を探すとすれば、2回目以降は通常料金になってしまうところでしょうか。もし同じ作品を何度も見るのであれば、SF系の方がお得かもしれません。

SF系にはSF+というサービスがあります。登録自体は無料で、有料のパッケージを追加することで特典の内容を拡充させることができるという仕組みになっています
無料の範囲だと、鑑賞回数に応じてポップコーンセットや鑑賞券がもらえるリワードプログラムがあります。大体4〜10回ごとに特典がもらえて、マックスの100回に到達するとプレミアムシートでの鑑賞が10回無料になります。太っ腹すぎる。
これに100バーツ/年のパッケージを追加すると、会員限定の割引価格で鑑賞することができます。どれくらいの割引かというと…

通常料金280バーツの席が…


会員価格だと99バーツに。

1作品につきSF+ Privilege Priceで1回、それより少し割引率の低いFollowers‘ Priceで3回見ることができます。Followersと名前がついている通り、会員が友達と一緒に鑑賞することを想定しているやつだと思うのですが、いかんせん友達がいないのでいつもひとりで4回見てます。

シネコンに比べると数はごくわずかですが、関西でいうナナゲイや塚口のようなミニシアターもバンコクにはあります。
私がよく行くのはルンピニー公園の向かい側にあるdoc club & pub.です。シネコンでの上映が終わった作品や往年の名画などさまざまな作品を上映していて、値段も150バーツとお手頃なのがとてもいいです。500バーツ/年の会員制度に入会すると鑑賞料金が10%オフになるほか、無料鑑賞券もついてきます。ありがたい。

内装がとってもおしゃれ。

現時点で私の知ってる情報をざっくりとまとめてみました。まだバンコクの中心部にある映画館にしか行けてないので、郊外や他県の映画館に行けたらまた追加で何か書こうと思います。


いやあ、映画って本当にいいもんですね。

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