足軽

フッ軽です

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映画のために国を越える奴

人生ベストと自信を持って言える映画に出会ってしまいました。 映画の名前は九龍城寨之圍城(英:Twilight of the Warriors: Walled in)、香港では5月1日に公開されて今でもまだ上映が続いているようです。私が住むバンコクでは8月中旬に公開され、ルイス・クーが大好きな私は公開後すぐ観に行きました。 観る前は「ルイス・クーとサモ・ハンが出るのか、アツいな」ぐらいにしか思ってなかったのですが、もうこれが本当に良かった。なんだこれは、むちゃくちゃ面白すぎる。

    • お前は今までに観た映画の回数をおぼえているのか?

      タイ留学中の足軽です。 こっちに来てからというもの毎日映画三昧なので、タイの映画館について書いてみようと思います。 タイには大手のシネコンが2つあります。ひとつはMajor Cineplex、もうひとつはSF  Cinemaです。サイアム・パラゴンのParagon Cineplexを筆頭に、Major系の映画館は内装がとても豪華で高級感を感じるものになっており、日本でいうTOHOぽさがあるなと感じています。SF系はなんか松竹系の感じする、知らんけど。 日本と比べると鑑賞料

      • 創作小説「笑うな野口」

         街頭ビジョンのないアルタ、ゴジラのいない東宝ビル、アースカラーに喧嘩を売るような鮮やかすぎる色の服に身を包み街を歩く人々。たった今、私は1991年の新宿に降り立った。私は握りしめていたスマホをスッとポケットにしまい、一歩踏み出した。  令和を駆け抜けんとする私がビビッドな90年代の地で仁王立ちすることなど、本来ありえないことだ。しかしなぜかできてしまった。街の景色が映った写真を手にして目を瞑り、そこに映っている時代に想いを馳せる。そして目を開いてみるとあら不思議、写真に写っ