私にはパートナーがいる その彼と沖縄に旅行へいったときのこと 彼に飛行機のチケットと宿を任せ 私はひたすら沖縄に思いを馳せて わくわくしていた 青い海と広い空 そしてゆったりと流れる時間 あ〜たのしみ! そして出発の日がやってきていざ沖縄へ 那覇空港につき まず宿にチェックインをすることに 予約をしてくれていた彼の後を ついていくと 屋台がひしめきあう アジア諸国のあのディープな 雰囲気に近い下町があらわれた こんなとこあるんやなぁ〜 と他人事のように思いながら歩
言語のわからない赤ちゃんも動物たちも「かわいい」ということばの意味を感じとっているようだ。 女の子の赤ちゃんに「かわいいね」と微笑みながら声をかけると男の子の赤ちゃんにくらべかなりの高い確率でにっこり笑い返してくれる。 なんてかわいいんだろう!とこちらもまたにっこり微笑んでしまう。 よく行く珈琲屋にあそびにくる野良猫のハナコ(メス)も例外では無い。 ハナコは夕方になるとどこからともなくひょっこり現れ、珈琲屋の玄関先でちょこんと座っている。 お天気や季節でいない日もあるけど
わたしには兄がいる。 でも小さなころからお姉ちゃんがほしかった。 やさしいお姉ちゃんがいたらまいにちたのしいだろうなぁと漠然とした甘い夢を描いていたのだ。 しかし生まれてくる順番でお姉ちゃんはもう望めない。 ならば同姓の妹はどうだろうと考えてみたのだけれど… 私は末っ子の妹で父や兄からたっぷり甘やかされわがままに育っていた。さらにはひとりで裏山へ冒険しにいったり男の子とばかり遊ぶようなおてんば娘だった。血は争えない。私みたいなのが産まれてくるにちがいない。いや、私以上の妹