「直腸検査日和ですね」#67
はいこんばんは、よしだです。
今日は今から送別会。新年度始まっても送り出しラッシュは止みません。
なのでいつもよりちょっぴり早めに投稿。
上の写真はフォルダに入ってた和牛です。前日生まれた子牛がお母ちゃんの腹に隠れていてかわゆい
今日は牛の実習に行ってきました。
直腸検査実習です。あまり聞き馴染みないワードかもしれませんが、『銀の匙』など畜産系の漫画を読む人はご存知かも。
牛の肛門(って打ったら『牛の校門』って予測変換に出てきた。出たり入ったりはしている)
お尻に腕を入れて、直腸越しに子宮や卵巣の状態を確認します。勿論ながーい手袋は付けていますが、うんこと隣り合わせです。
足を捕まえて、牛舎のはなれにある小屋に牛を留めて検査をします。
今日はあいにくの小雨。しかもここ最近天気が良く、夏日もあったくらいなので油断して半袖。
加えて検査場所の屋根が短く、人間がちょっとだけ濡れるという三重苦。
さむい。理由はわかっているが寒い。悪寒がして、なんかお腹痛くなってきた。検査をする以上、濡れるのは免れん。小屋に壁はないから風も吹いてくる。
なんかあったかいもんないのか、とキョロキョロしてる時に、
タイトルの言葉が出てきました。
牛のお尻に腕を入れるととても暖かい。
ひじまでじゃないよ、肩近くまで、ぐいっと入れる(腕の長さによる)
人間よりもちょっとだけ高い牛肌が腕全体を包み込んで、じーんわり腕をあっためてくれる。時折、ぎゅうぎゅうに締め付けてくれる。
いつもより検査終わりが名残惜しく、次の牛に移るまでの準備をセカセカして実習に臨んだ。
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