季節を感じる〜馬酔木
馬酔木(あせび・あしび)の花の咲く季節が巡ってきました❣️
昨年も記事にしたなぁ。
まだまだダウンコートを着ての日々ですが、
少しずつ春は近づいてきているようです。
いつもの通勤の道すがら植え込みに、馬酔木の花が咲いているのを見つけました!
馬酔木の花は万葉の花。
万葉集の歌にいくつもうたわれており、前回もご紹介しました。
今回も一句。
この唄が1番有名な歌じゃないかな??
磯の上に、生(を)ふる馬酔木を、手(た)折らめど、見すべき君が、在りと言はなくに
大伯皇女(おおくのひめみこ)
意味: 岩のほとりの馬酔木を手折ってあなたに見せたいのに、あなたが居るとはもう誰も言ってはくれない。。。。。
大伯皇女(おおくのひめみこ)の弟(24歳)の大津皇子(おおつのみこ)が、謀反の疑いで処刑され、二上山(ふたかみやま)に葬むられた時に詠んだ歌の一つです。一説には、伊勢の斎宮から京に戻る時に詠んだとも言われています
この花を見るとタイムスリップして、平安時代に行ったような氣分になるのですが、
英語では、Japsnese andromeda(日本のアンドロメダ)と呼ばれているのですって!
ギリシャ神話では、
エチオピアの王女アンドロメダが、国を救うために怪物の生贄になったが英雄ペルセウスから助けられ妻になったと言われています。
ここから、馬酔木の花言葉は、犠牲、献身、あなたと一緒に旅をしましょう、というものになったのだそう。
下記参照
お花から季節を感じる、そして歴史や文学を紐解く、なんか、豊かだなぁと実感!
今日もお付き合いいただきありがとうございます❣️