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曼荼羅の世界

年始にお友達に描いた曼荼羅アートから、
「わたしも描いてみたい!教えて!」
という話しになり、来月曼荼羅アートのワークショップを開くことにしました。

曼荼羅アートは、観るのはもちろん描くことでも、癒しやリラックスにつながります。

教える方にわたしがまわるとは考えてもいませんでしたが、教えるとなったら気合いをいれて、改めて曼荼羅について復習しなくては!!

今日は復習内容をシェアしようと思います。

曼荼羅とは

サンスクリット語で「円・輪及び中心との関係」という意味。
語源は、「本質のもの」「丸い」という意味もあります。

「円」は完全、という意味があることから、これが大元の語源、であるとも言われています。

曼荼羅の構造を解釈すると…


「円・輪の周りに組織されるあらゆる形」と解釈することができます。

その中心部と周辺の構造は、原子核の周りを周る核渦巻きの形をした銀河系など、あらゆる生命の構造と同じです。

ということは、この構造は、無限に大きいものの中にも、小さなものの中にも至る所に存在している、とも解釈することができます。

ここにあらわれる中心は「創造の源泉、神性、永遠を表します。

円は聖なるもの

オグララ・スー族のネイティブ・アメリカンの長老ブラック・エルクは、以下のような言葉を残しています。

空は円く、地球は球ののように丸いそうだし、星々もみな円い。風は全力で吹く時は渦を巻く。
鳥は丸い巣を作るが、それは鳥も私たちと同じ信仰を持っているからである。

太陽は円を描いては昇り、そして沈んでいく。
月も同じだ。そして、太陽も月も円い。
季節でさえ、変化をしながら大きな円を描いていく。
そして、季節はかならず自分のいたところに戻ってくる。

人の命は子供から子供へとつながる円を泣いており、こうして円環は、力の働くあらゆるものに見られるのだ。

✨✨なるほど、こうみてみると、
わたしが、曼荼羅に惹かれるのは、その原型が完全なる円からなる生命の本質や宇宙観を表しているからかもしれないですね✨✨

曼荼羅と宗教

わたしは、曼荼羅というとチベットの僧侶が砂曼荼羅を描き、描いたと同時にそれを壊し、川に流してしまった映像を思い出します。

集中して何時間もかけて描いた美しい色曼荼羅を一瞬にして躊躇なく壊してしまう光景は、衝撃でした!

このように曼荼羅は、宗教とも大きく関わっています。
インドのバラモン教やヒンドゥー教の宗教儀礼、日本に至っては、仏教の世界観、特に密教が深く関わっています。

空海がもたらした「金剛界曼荼羅」と「胎蔵曼荼羅」は特に有名です。

この辺りについては、少し整理をしてまた次回お届けしようと思います。

このサイト参考にしました!
もし良ければお読みください💕

🌈最後までお読みいただきありがとうございます🙏

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