ホピ族
昨日、ココペリについて、
「アメリカ・インディアンの中のホピ族のカチーナ(神や清霊)の中の1柱の名前」とお伝えしました。
でも、肝心のホピ族について、、??カチーナ??って??
興味がわいてきたので、調べて見ました!
ホピ族とは
ホピ族は、アメリカ・インディアンの部族のひとつです。彼らは主にアリゾナ州北部の6,000km²の保留地(Reservation)に住んでいます。
同じインディアンから「最も古くからいる人々」とも言われています。
なるほど、ホピは平和の民なんですね。
創造主と交わした約束と教えを守り、とうもろこしを主とした農耕をして、1年を通して目に見えぬ存在と交流し、大地といのち、宇宙との均衡、調和を祈り続けている、それがホピ族です。
そんなホピの信仰がカチーナ信仰です。
ホピの信仰
カチーナ(カチナ)とは、ホピが信仰する、宇宙万物に宿る目に見えない精霊です。
動植物、天体、気象のほか、神々や、神話的英雄であったり、また祖先の霊であったりするそうです。その数は300種類にも上ります(ココペリもその一つです)。
また、カチーナ(カチナ)には、以下のような伝承があります。
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元々カチーナ(カチナ)は目に見えない存在でしたが、大規模な旱魃により危機的な状況に追い込まれたホピの人々を救済するため、人間的な形に姿を変え人々の前に姿を現しました。
彼らの助けのおかげでホピの人々の生活は劇的に良くなりましたが、やがてホピの生活に堕落が見えてくるとカチーナ(カチナ)達はホピの村を立ち去ってしまいます。
立ち去る前にホピの人々に儀式の行い方等を教え、正しく儀式が行われた時のみカチーナ(カチナ)達が現れるという約束を取り交わしました。
それから数百年の間、ホピ族は毎年決まった時期に決められた儀式を行い、カチーナ(カチナ)の助けを借りながら生活しているのです。
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彼らの性質や偉業、教わった正しい儀式の方法などを後世に伝えるため、
ホピ族は、カチーナ(カチナ)を人形として形に留める事を始めました。
それが、カチナドールです。
今でもホピ族は、儀式の際、このカチナドールとそっくりの、マスクや腰蓑を付け、さらには体に色とりどりのペイントをし、季節ごとに精霊カチナへ祈りを捧げています。
※下記サイト参照
その種類も多岐にわたります。
以下カチナドールのもととなっているカチーナの種類をご紹介します。
カチーナ(カチナ)の種類
いかがでしょう。動物・植物・岩・雲等自然界にある総ての物の中に神聖な精霊が宿っていると信じているアミニズムの考え方は、日本の八百万の神の考え方と非常によく似ていますよね!
また、その伝承にあるカチーナは宇宙人ぽくもあるな、と思いました。
皆さんはどのように感じましたか??
ホピの予言
さて、ホピ族を検索してみて、結構な頻度で出てきたのが「ホピの予言」。
第二次世界大戦も原爆も予言し当たった!今後は衛星が落ちてくるのではないか!!とその部分だけ切り取られている情報も多いように感じました。
しかし、すべてに神が宿ると信じ、大地ととも暮らす彼らが、
地球に共に生きる私たちに、今一度、地球について考えるきっかけとして、開示してくれているのが、大事に語り継がれてきた「ホピの予言」なのだと思いました。
ホピの予言についてはあえて取り上げず、最後に下記の動画をご紹介しようと思います。
今の地球の危機とこれからの地球の未来について
「調和と愛をとりもどしなさい」というメッセージが心に残りました。