〖140字小説〗The Moon
私は「月」です。
I am “the Moon”.
私の母は「太陽」です。
My mother is “the Sum”.
母はいつも私を照らしてくれます。
My mother always shines on me.
母は私の進むべき道を示します。
My mother shows me the way.
私はその道を進むだけで良いのです。
I have to go that way.
私は大人になりました。
I am grown up.
今度は自分の意思で輝きたい。
This time, I want to shine with my own will.
しかし、私は母なしでは生きていけないのです。
But, I cannot live without my mother.
なぜなら、母に照らされることでしか、私の存在はみえないのですから。
Because people can only see my existence by being shined by my mother.