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Virtual Jazz Barでの至高の1時間

感想はTwitterに残したが、他の人が書いているのを見て、もっと書きたくなったのでここに残す。

5/28 23:00。VRChatで活躍するアクターチーム"「カソウ」舞踏団" が送るVirtual Jazz Bar -Cinderella's Sextet-が開店した。完全予約制、抽選で訪問を許されるゲストは6人。非常に狭き門であったが…幸運にもそのチケットを受け取ることに。

以下、ジャズが織りなす優雅な空間、そこで体験した「嗜み」、そしてキャストが贈る「物語」を記す。

ジャズが織りなす優雅な空間

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何時ものわいわいとしたVRChatの日常とは一線を画するゆったりとした空間。そしてその空気を支えるジャズのBGM。それは日頃からテンションを持続させ、活動し続けていた自分の気を落ち着かせるには十分過ぎる程の癒やしの空間であった。

そんな空間を肴にお酒を頂いていると、マスターから踊りのお誘いが。いつも熟達のムーブを見せるマスターに付いていけるか…不安もあったが、心配ご無用。手を取り、スローテンポに身を任せて左右に身体を動かす。近い距離感に少し心を踊らせながらいつもとは違う会話を楽しむ。ダンスも会話も含めて、全て1つの「コミュニケーション」であった。

すっかり、身も心も雰囲気に取り込まれていた。ここまで落ち着いたひと時を過ごしたのは何時ぶりだろうか。

「プール」のお誘い

オープニングパフォーマンスの後、キャストのえーすけさんからプール…ビリヤードのお誘い。ゲストのオムレツさんがそのお誘いを受けて勝負に。

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紳士のエスコートを施し、自らは見事なキューイングを見せる。ちょっとちょっと、絵になりすぎでしょう……

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最後まで淑女をもてなす。紳士の佇まいとはまさにこのことか。

その後はダンスの最中Tarakoさんがみふかなさんをプールに招待。私は…マスターから勝負を申し込まれることに。

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見守られる中、舞踏団で一番プールが「上手い」と言われるよいかみさんの風格という名のプレッシャーに晒されながらも、誰が予想できたか勝利を掴み取ってしまった。
8番を落とし、最高の形で9番を狙える位置に手球を付けた瞬間から、脚の震え具合は異常どころではなく、優雅の欠片もございませんでした。

なお、勝利を掴んだ後、マスターから「本気のご褒美」があったが…それは内緒のお話。あなたも、その場に立ち会えたらひょっとすると…?

キャストが贈る「物語」

カソウ舞踏団の本気、ダンスパフォーマンス。曲に合わせて踊りを…違った。この夜に見たものは曲に合わせた「物語」だった。

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踊りの中で「役」が変わり、「動き」も必然と変わるパフォーマンス。1曲を違う人が踊ったらどうなるか。これはその1つの答えだったのだろうか。

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可憐な動きの裏、儚げな印象も包み込む「色っぽさ」とキレが両立した動き。正直その時完全に惚れていた気がする。

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何が一番恐ろしいか。台本がなかった、ということか。即興で流れてきた曲から物語が紡ぎ出され、描かれていく。とても台本が無いとは思えないその動きに、一同引き込まれていた。

……台本は何年も前から完成していて、後は曲という名のピースが合わさるのを待っていただけなのかもしれない。

また夢の空間でお会いしましょう

夢の扉はまた開くと聞く。その時にはあなたも訪問してみると良いだろう。そこで過ごす時間は間違いなく、至高のものになるだろう。

ここにTwitterアカウントと第一回目の開店告知を引用させていただく。興味があれば、チェックすると良いだろう。


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