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VRChatter、Virtual Castに降り立つ。

VRChatで知り合ったVキャス配信者にVキャス沼に沈めさせられました。今回はその体験記というか、VRChatterが見たVキャス世界を語るお話。

主に
・案内人紹介
・VRChatterが見たVキャス…特に「アイテム」
・Vキャス+ニコ生
の観点で話していこう。

案内人紹介

アテンドしてくれたのはこの2名。

綺里(きり)ちゃん

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「出会って5秒で即結婚♡結婚系Vキャスター」
隙あらば凸した人と結婚していく多重婚Vキャスター。普段は雑談配信をしており今回はその雑談配信に飛び込むことに。

羊蜘蛛ちゃん

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「貴方の耳元に這い寄る羊蜘蛛」
毎週水曜日にvキャスとバイノーラルマイクを使ったASMR配信をしている耳の癒しになるVキャスター。今回は縁あって綺里ちゃんと一緒にアテンドしてくれて、そして配信凸をすることに。

ついったでなんとなくVirtual Castが気になるんだよね、となったらアテンドしてもらえることに。

Vキャスに身体を持ち込むにはVRM形式の身体が必要だったが、変換自体そこまで難しくはなく、既にクラフトピアに自分の体を持ち込んでいたのでVRMの用意はあったのでした。

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VRChatterが見たVキャス

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ここからはVRChatterの目線から見たvキャスそのものの所感。

○:人が出したものを自分も触れる
VRCではカメラだったり、アバターに仕込んだアイテムを他人が触ることはできない。が、Vキャスではこれらの持ち物は全てアイテムという概念で扱われ、出したものは原則誰でも触れる状態で召喚される。
小物、アクセサリ、武器、家具、大道具、その他諸々…モノを持ち込むのに一々別のアバターを用意しないといけないなんてことはもうない。これはあまりにも便利すぎる。

○:カメラ便利すぎた
標準でズーム機能、手ブレ防止が搭載され、レーザーポインターと併用で遠隔シャッターも可能な便利なカメラだった。VRCのカメラと比べて無いのは謎エフェクトと目線固定カメラぐらいか。
何より、コライダーにコライダーを乗せたカメラではないので操作性は段違いに良い。やっぱりあのカメラの作りは悪かったんやなって…
ちなみに他人が自分のカメラを使って撮ったら、その写真は自分のPCに保存されるので乱用されないように注意。

○:人の揺れものに触れる
VRMの揺れものボーンであるSpring bone。例えば自分の手にSpring bone colliderを仕込んだら他人の揺れものに触れる。触れる!?
自分の場合ポニテで遊ばれましたはい。他にも身体の他の部位だったり、装飾品に揺れものがあったら…それにも触れるわけだ。
話には聞いていたが、いざ触られると驚く。なるほどこれならVR感覚も………これはまた別のお話。

△:さすがにIKの違いは違和感が大きい
最後まで和解できなかったやつ。今回はVRCで言うところのフルトラ、6点トラッキングで入ったのだがなかなか足の位置が定まらなかったり、お辞儀をすると膝が曲がったりとVRCとは全然違う挙動に大苦戦。
モーションフィルターで幾らか違和感は緩和できるのだろうか?今回は時間がなくて設定を見送ったが、今度自分で入った時に試してみよう。
https://virtualcast.jp/blog/2019/12/motionfilter/

△:VRMそのものの制約
扱いやすい形で規格を統一し、様々な環境に持っていける…という理念は大事で、実際VRM化の設定はとっても簡単。
ただ利便性と引き換えの自由性の低さ…Mtoonの設定項目は必要十分とは言えUTSと比べると不便だったり、clothコンポーネントが使えなかったり。VRChatterからするとなかなかジレンマだろう…(

驚愕したVCI規格とThe Seed Onlineとの連携

今までほとんど知らなかったが、驚いた。驚きすぎた。VRCの色々な即売会で夢見ていた「その場で買って、導入する」が既に完成していた。

こたつと酒瓶を出してさあ酒盛りだ。その途中「あ、この酒盛りセット自分もほしいな」と思う。
酒瓶に触れてメニューを出すと商品情報へ飛ぶ。そして入手/購入ボタンを押すとその場で商品を購入できる。そしてアイテムの設定枠に空きがあれば自動で枠に割り当てられ、そのまま自分も出せる。

ここまでHMDは被りっぱなしだ。Vキャスの中で完結してしまった。「購入」は事前にプリペイド通貨(VCC)をチャージしておく必要があるが…いや、この体験は正直、驚いた。まさにやりたかったことじゃん…

しかもこのVCIってのがなかなか凄くて、ちょっと触っただけだが鞘とセットの刀で納刀/抜刀が切り替えられたり、なにかに当たると花びらが散ったり、エクスでカリバーな剣のアレが撃てたり、コップに酒注いで飲めたり、指輪を薬指に付けられて結婚したり…((

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どうしてこうなったLua言語で簡単なスクリプトも組めるって言うから驚きである。
これは余談だが、配信中にうちの武器をVCIにしてもいいか?というお話も。…いいですねぇ、というか自分で対応させてみようか。と思うほどには夢が広がるお話でした。

配信に放り込まれる

「アテンド時に配信してもいーい?」と。なるようになれ!!と言ったがそう言えば配信者に凸をしたことはあっても、ゲスト格で入ったのは初めて。といってもなにかしたわけではなく、vキャス初心者として騒いで、結婚しただけだが(?)。
ところで、綺里ちゃんの配信のはずなのに名乗る前に私の名前を的確に当ててきたり、一方的に認知している人がいたり。謎だ……

さすが2人とも配信者、自己紹介手慣れてますねえ…私はギリギリよ。

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コメントと戯れるのは楽しかったです。

感想:実に楽しかった

新しい空間というのは常に新鮮なものだ。色々面白いものや、夢のあるお話がいっぱい聞けた一日でした。
あと画面の向こうの人との交流ってこう、なかなか楽しいのですね。

ちなみに、この後アテンド手順を詳しく考えていたことが判明して改めて感謝。ありがとうございました。

……ちょっとVCI作成環境は見てみよう。

追記

書いてアップロードした直後にアップデート情報があったみたいだ。
「VRMモデルも買えるようになりました」
ふーん………タイムリーじゃん????ウィンドウショッピングからの購入が更に捗るじゃん。

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