【VRC日記】地域ネタに触れた日
11月3日。VRCに新たな飲食店が誕生した。
VR方言酒場「のまってら」。文字通り「方言」をテーマにしたこの酒場は普段のVRChatとは比べ物にならないほど、色々な日本語に溢れかえっていた。
初日ということも手伝ってか、店内は開店から大盛況。一瞬で複数インスタンスが立つという人気っぷりだ。
新鮮な日本語交流
普段インターネット上がメインフィールドの自分。ネット上は様々な地域の人が居るから当然コミュニケーションに支障が出ない標準語を使う…故に方言はまず出てこない。
だがここは方言話者のための酒場。地元ご自慢の方言を披露し、それを聞いて楽しむ。これは新鮮だ。
ここにネットの海の強みが合わさると…実に多くの地域の方言が一度に介する。現実ではまず起こり得ない出来事。カオスと言ってしまえばそれまでだが、新鮮味を楽しめる身としてはなかなか心地よいもの。
店員はどこの方言を喋っているのか分かる札を付けているので、話すキッカケはたくさん。地域に関連した話も楽しいものだ。
ちなみにonちゃんを名札に描くあたり、北海道+HTB(水曜どうでしょう)はやはり鉄板ネタだった。
そして2枚目のゆきえちゃんは店のBGMを作った人。おとなしすぎず、主張しすぎず。そして酒場に合う「和」な曲。まさに "BGM" を地で行く作りで素晴らしい曲だった。
貴重な地域ネタトーク
その人の生まれた、育った、住んでいる地域というものは個人情報の一部故、基本的に触れるのはご法度。だがここでは方言という地域情報をネタに交流しているわけで、地元ネタを話すことにも躊躇はない。
故に普段VRChatではできない地域トークが捗る。特に私、一度は聞きたかったんですよ…ぶぶ漬け構文の真相。 答えはあえて明かさないので、気になる人はのまってらに。
しかしまあ、地域紛争が多いこと多いこと。数時間聞いただけで大阪南北内戦、大阪~京都紛争、千葉~埼玉戦争、横浜市民出身を神奈川と言わずに横浜と言いがち、東京区外東京と見なされてないやつなどなどなど。 火種多すぎませんかね?
店も火種をぶち込んでくる。人類、争いが好きすぎる。やはり人類は愚か。
ところで、こんな回りくどい言い方せずに、大判焼きって言えばいいのに。
店主が美人すぎる
一歩間違えなくてもセクハラみたいな発言ですが、事実だもん。
カウンターに座り、厨房を見上げる。所狭しと並んだメニューを眺め、出てくるものを想像しながら頭の中で献立を決める。
そして厨房に佇む店主に注文を…
あっ、美しき。こんな美人女将が居たら毎日通います、はい()
何より場所にいることが心地よい
最後は言葉を並べるより見てもらったほうが早い。完全に居酒屋のそれなのだ。写真も撮ってて楽しかった。
数多の国から集いしことば達。ここは場所を超えて共に盃を交わす、VR世界ではよくある一場面を巧みに、素敵に演出してくれる。そんな空間だった。
グランドオープンは11/5,6と連続している。それ以降はおそらく公式アカウントからアナウンスがあることだろう。さあチェックだ。
Twitter: VR方言酒場のまってら