【オト書き】アニメは曲からを体現、歌詞が活きるから響く!(BURNOUT SYNDROMES)
オト書きはシングルやアルバムなどの曲を聴いた感想。
音楽の専門知識はなく、表面の部分が多いですが、少しでも共感する部分などあれば良いなと思います。
アニメは曲からを体現、歌詞が活きるから響く!
青春文學ロックバンド、BURNOUT SYNDROMESはアニメコンセプトBEST「BURNOUT SYNDROMEZ」が3月25日に発売されました。
全アニメテーマソング・全シングル楽曲5曲、アニメ・漫画・ゲームなどオマージュされた楽曲7曲(新曲2曲、再録2曲)、全12曲入りコンセプトBESTアルバム。
TVアニメテーマソングはこの5作品「FLY HIGH!!」「ヒカリアレ」「PHOENIX」の3曲はハイキュー!!のOP、「花一匁」銀魂のED、「Good Morning World!」はDr.STONEのOP。
私はこの5つの作品は知っていますし、好きだからこそアルバムを手にしたいとも思いました。
BURNOUT SYNDROMESココが良いよ
まずは曲の感想を書く前に、個人的にですが、BURNOUT SYNDROMESココは良いよを思う部分を3つ書きました。
・癖になる熊谷さんの深みのある独特なハスキーボイス
・感情揺さぶるようなフレーズ、青春文學ロックというだけあり彼らの歌詞はまるで小説
・アニソンに関しては作品との相性抜群、作品の世界観は曲からを体現
「BURNOUT SYNDROMEZ」の感想
01 FLY HIGH!!
「ハイキュー!! セカンドシーズン第2クール」OP負けたら終わり強敵ばかりの春高予選、飛べの横断幕が常に頭に浮かぶ。
その疾走感は烏野が飛翔するかのように、どこまでも飛ばせてくれて、前に前にと力をくれる。
歌詞に力強さを感じ言葉が生き物のようだ!
02 ヒカリアレ
「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」OP全国への切符をかけた絶対王者白鳥沢との決勝戦!
光と言う名の未来を目指して自分を出し切る、一寸先は闇であろうとも進む姿が描かれた歌詞にに厚みのある歌声が乗ることでより光、輝きを感じる。
「下を向くんじゃねぇ! バレーは、常に上を向くスポーツだ!!」
↑鵜飼コーチのありがたきお言葉が脳内に響いてきます。
03 PHOENIX
「ハイキュー!! TO THE TOP」OP始まりますよ春高、オレンジコートの戦い!
春高開幕を告げる曲にはピッタリ、アニメと共に見ると選手入場の感覚のようなもの味わえ、その感覚は鳥肌モノ!
04 Dream On!!
バーンアウト版ヒーローソング!
ピンチをチャンスにと言わんばかりの歌詞、スッと頭に入ってきて、疾走感と純粋にカッコいい!
05 Good Morning World!
「Dr.STONE」OPここまで気持の良い「おはよう世界」があるのだろうか。
石化した世界、科学で再び世界を救う、ここまで作品と当てはめるかと思わせる圧倒的世界観が歌詞からもそれ出ていてワクワクさせてくれる!
06 花一匁
「銀魂.銀ノ魂篇」ED花一匁、人買いに起源があり残酷ではあるが、バーンアウトのアレンジはカッコよく、この世は無常、儚いものではあるが、夢、信念は決して無くすなと強い思いを感じさせると同時に、そんな生き方は美しいなとも思わせてくれる。
古文で出てくる歌詞など和のテイストが強く、銀魂のテイストにすごくあっていて銀時、高杉、桂、坂本の姿が浮かぶ。
07 ハイスコアガール
ハイスコアガールの漫画のトリビュート曲ゲーセンでのストリートファイターを軸の歌詞に、波動拳、昇龍拳、ドラクエの復活の呪文、など面白い作りとなっている。
「たかがゲーム、されどゲーム、やらないと分からない熱いドラマがそこにはある」を伝えたような曲でもあるなとも思った。
曲の疾走感であったりとカッコよさを感じた!
08 ナミタチヌ
第1回 全国高校eスポーツ選手権応援ソング疾走感がある応援ソグというよりはじわり、じわり、じわりと歌詞が染み渡っていく感じがこのグループらしいアプローチだなと思った。
アップテンポな曲ではないが、曲の盛り上がりを感じるのはVC熊谷さんさの歌声もすごく影響している。
「SPLASH! 」の声と共に波を立てたとえ未知の世界、恐怖があろうとも前にすすめ後押し、深海から徐々に這い上がる絵が頭に浮かぶ。
09 吾輩は猫である
MVで猫マンガ『くるねこ』とコラボレーション
メロディとVC熊谷さんのハスキーボイスが心地よく、縁側で猫を見ながらこの曲を聴きたいと思わせてくれる。
猫目線の詞でご主人様との関係は友達?、主従関係?、それ以上の関係なんだから名前はない、いらない、出会えた事に感謝しているから、ご主人と過ごせればそれでいいんだと温かさを感じる。
猫は自分の事を人間と思っているのは本当かもね…
10 数學少女Z
円周率からの、「数學と文學と音樂に於いて3(BURNOUT SYNDROMEZ)であることを証明する」、この歌詞がとても耳に残る。
文學少女と比較しながら聴くと楽しめ、数學少女は文學少女とは真逆のデジタルを感じる。
VC熊谷さんは本の虫でありながらも理系ということで、バーンアウトの全体図が見える感じの曲でもある。
そう思うと、文學少女はバーンアウトは歌詞はこういう作りなんだと言っているようにも思えた。
11 白線渡り
白線の上をちゃんと歩ませてくれてありがとう、感謝の気持ちが込められた素敵な曲、その感謝は恩師であったり育ててくれた両親であったり。
虹になり未来への光となった白線、白線があったからできた道
サビ部分、VC熊谷さんの声には特に力強さを感じより曲を深いものにしている。
12 FLY HIGH!! -Spring Version-
通常バージョンは力をくれる感じだが、春バージョンは美しさを感じる。
曲のテンポであったりからも一言、一言がダイレクトで伝わるという感じではなく、春バージョンは歌詞が染み渡る感じからも神々しさすらも感じる。
試合後の余韻に浸りたい時に聴きたくなり、このアルバムの最後を締めるに相応しい最高の曲でもある。
満足できるアニメコンセプトBEST、バーンアウトを知らない方は入門編に、知っている方はこれを気にアニメの方も見てみるといいかと思います。