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FILE.2 ペットを飼いはじめたら子供嫌いが治った
2年くらい前からペットを飼ってます。それも3匹。
とは言っても、犬や猫といった一般的な動物ではなく、ヤモリ2匹とトカゲ1匹。いわゆるエキゾチックアニマルというやつです。
この子達を、生きるか死ぬかの赤ちゃん状態から迎え入れ、必死にお世話してきました。毎朝「死んでませんように」と祈りながら様子を見にく恐怖。その不安から生態について必死に勉強し、環境を整える。せっせとエサを用意し、でも食べてくれない拒食と向き合ったり。よく観察して、病気かなと思ったらちゃんと病院に連れていき、先生を質問攻めにしたり。そうしているうちにしっかり大きくなっていって、だんだん人間に怯えなくなっていくことに感動し、今ここに元気に生きてくれていることに感謝して…
などとやっているうちに、あぁ「すべての生き物は生死を彷徨うレベルに危うい状態でこの世に生まれ落ち、この子を愛する周りの存在によって様々なことを教えられ、与えられ、世話をされ、今この瞬間ここに元気に生きてくれていることに感謝!」という価値観に気づけた気がしていて。
なんかもう、元気にうんちをしてくれるだけで嬉しいんですよね。健康のバロメーターなので。
そして、ふと気づくと、もともと持ってた人間の赤ちゃんや子供(通称ガキ)への苦手意識みたいなものがなくなり、最近は結構自然に向き合えるようになってきた実感がある笑。
子供に対して想像が働くようになった
子供って何考えてるのかわからないし、話も通じないし、同じことを何度も繰り返すし、気を抜いたら蹴り飛ばしそうなくらい小さくて怖い。腫れ物に触りたくない気持ちと、そうまでしてガキと触れ合いたないよ!みたいな拒否反応があった。
ただ最近は、目の前の子供がこの年齢になるまで無事に育っていて、生まれたばかりの、ただ生きているだけの危うい存在から、言葉を発したり簡単にコミュニケーションが取れるレベルにまで育っているその成長の歴史を想像できるようになったというか。ここまで無事に育てた親御さんの頑張りとか、そのあたりを尊く感じて、自分でもびっくりするくらい自然に子供に接することができるようになりました。なんなら、可愛いまである。
よだれとかついちゃっても全然大丈夫。むしろ、よーし出せ出せ〜潤ってるね〜とすら思う。
街の中で遭遇する子連れの人たちへのリスペクトも湧くようになりました。
動物全般もめちゃくちゃ好きになった
子供だけじゃなくて、今まであんまり関心がなかった、「動物」全般にも興味や愛着が湧くようになりました。最近ちょいちょい動物園的なものに行くようになった気がするし、そこでも、それぞれの動物に対して想像がはたらくようになってるから、なんかめちゃくちゃ可愛く見えて。
友人が飼っているワンちゃんとかがベロベロ舐めてきても全然大丈夫になった(愛情表現だとわかっているのと、元気にここまで育っていることへの尊さで気にならない)。猫を飼ってるともだちの家に遊びに行った時、服にめちゃくちゃ毛がついちゃうんだけど、それもまぁ、しょうがないよねと気にならなくなった(ただ、その状態が続くのは嫌ではあるのでそういう時は自分でコロコロを持っていく笑)
子供の、ひいては生き物全般への愛を教えてくれた爬虫類3匹には感謝です。
ここからは、その飼ってる爬虫類3匹を画像付きで自慢していきます。爬虫類苦手な人はごめんなさいね。
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