見出し画像

チャーハンに関する裏技の実践の結果と結論レシピ

何故か名人様がシュバって来る料理筆頭といえば炒飯だろう
広大なネットの世界には遥か太古の時代からチャーハンを美味しく作るコツとされるものが様々に生み出されて来た
誰かが炊きたてのお米を使えといえば誰かがお冷やご飯を使えと言い出し、挙句の果てにはどこからともなく最初に米と卵を混ぜておけ派まで現れ喧々諤々のレスバの末収拾がつかなくなるのがチャーハン界隈の日常風景だ

そこで、今回はネット上に転がるチャーハンを美味しく作るコツと裏技を一通り試した感想とチャーハンの結論レシピを共有したいと思う


今回試した裏技

検証にあたってまずは今回試した裏技を挙げていきたい

裏技①あらかじめ米と卵を混ぜる


チャーハンの裏技といえばコレみたいなヤツ、チャーハン裏技界隈のボス格的な存在

裏技②マヨネーズを入れる


こっちは最近出始めたイメージのある裏技、米にマヨネーズをまとわせて作るというもの
説明を見ると割と理に適ってる印象を受けるが果たして

裏技③米を洗う


衝撃的通り越して最早冒涜的まである裏技、いやまあ確かに米の粘り気は邪魔だけどさあ……

裏技④ お冷やご飯を使う


古の時代から言われている裏技、多分古代中国の木簡にもチャーハンはお冷やご飯を使えって書いてある


評価

評価は以下の基準で行う
・手軽さ
・パラパラ感
・味

公平を期す為に材料は以下の物のみ使用する
・米
・卵
・ネギ

裏技① あらかじめ卵と混ぜる 
手軽さ:☆☆
パラパラ感:☆☆☆
味:☆
最初に卵と混ぜる事によってパラパラ感を出す、という裏技だがまあ確かにそこそこパラパラはする
しかしそれだけでパラパラはするが米一粒一粒に卵を纏わせた結果食感がボソボソとしたものになり結果的に著しく味が落ちている
卵と混ぜる用の器のせいで洗い物が+1されるのもネック、おすすめできない

裏技② マヨネーズを入れる
手軽さ:☆☆☆
パラパラ感:☆☆☆
味:☆☆☆
第一印象としては"悪くない"パラパラ感もあるし卵を使う裏技と比べたら手軽でもある
マヨネーズを使う都合上味が少し濃くなる点には注意
チャーハンにマヨネーズ特有のコク等が生じる
ただし少し時間が経つとパラパラ感が薄れる気がした、可もなく不可もなく

裏技③ 米を洗う
手軽さ:☆
パラパラ感:☆☆☆☆
味:☆☆☆☆
あまり手軽とは言えないが、手間をかける価値はあるように感じた
水っぽくなるかと思ったが炒めていくうちに余計な水気は飛んで気にならなくなった
炊きたてのご飯しか無い状況で無性にチャーハンを食べたいときなんかには有効な裏技だと感じた

裏技④ お冷やご飯を使う
手軽さ:☆☆
パラパラ感:☆☆☆☆☆
味:☆☆☆☆
これは自分がよく使う裏技だ、お冷やご飯をそのまま使うのではなくお冷やご飯を一度温めてから使う
一度冷蔵庫で冷やす事により、余計な水気が飛び非常に使いやすい
お冷やご飯をそのまま使うやり方も試したことがあるが米がダマになりやすく、裏技と云うよりむしろただの手間に感じた

チャーハンの結論レシピ

さて、これからは個人的なチャーハンの結論レシピを書いていこう。あらかじめ言っておくとチャーハンを作る際は以下の3点を意識してほしい

1.火力はマックス

とにかくチャーハン、中華料理は火力が命だ
限界まで火を強くして作ろう
火を強くするとその分とにかく焦げやすくなるので要注意

2.油はちょっと多くね?って量入れる

一部の方はチャーハンを米に卵をまとわせる料理だと勘違いしているが、それは大きな間違いだ
チャーハンは米に油をまとわせる料理だと言うことを肝に銘じていただきたい
そんなに油入れる意味があるの?と思われるかもしれないが、まず卵はとにかく油を吸う。それに米にも油をまとわせなくてはならない。そうなると必然的に使う油も多くなるのだ
個人的には世のお母様方の作るチャーハンがボソッとなりがちなのは油の量の少なさも多分にあるのではないかと思う 

3.とにかく手早く仕上げる

チャーハンは誇張無しで時間との戦いだ。パラパラになるように炒めなければならないがあまり時間をかけると今度は逆に米の水分が抜け過ぎてしまい、ぱさついたチャーハンになってしまう
なのであらかじめ材料は全て刻んで分けておき、使う調味料もすぐ手の届く範囲に用意しておくことが肝心だ

以上のことを踏まえて早速レシピと作り方を見ていただこう

【材料(目安)】
・お冷やご飯 一人前
・卵 1個
・ネギ 5、6センチ
・チャーシュー(なければソーセージ) 50g程度
・カニカマ(無くても良い) 2、3本
・サラダ油 多くね?ってなるくらい
・塩コショウ 適量
・味の素
・醤油 小さじ1
・酒 小さじ1

【作り方】
①ネギは小口に刻む、チャーシューはさいの目に、カニカマも少し長めの小口に刻む

②ご飯を温め、卵をかき混ぜておく

③フライパンを熱し、油をフライパンに入れて卵を入れ素早くかき混ぜる

④半熟程度になったら温めたご飯を投入、木べらなどで切るようにほぐしながら卵と炒め合わせる

⑤ダマになった米が無くなれば塩コショウ、味の素で味を付けながら炒め合わせる、味がついたら酒を入れ水気が無くなるまで炒める

⑥チャーシュー、カニカマを加えて軽く炒める、炒めたら鍋肌に醤油を回しかけ、軽く焦がしてから炒め合わせる

⑦最後にネギを入れしんなりするまでサッと炒める

以上がチャーハンの結論レシピと作り方だ。ガラスープの素や中華だしを試したこともあったが結局味の素が一番うまかった
このレシピがお気に召したら幸いだ。是非作って良きチャーハンライフを過ごして欲しい


いいなと思ったら応援しよう!