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根を愛でる


#私のイチオシ

こんばんは。

春の嵐のあとに一気に気温が高くなりました。
たっぷりの雨と太陽の光、外の植物たちが喜び満開といった感じで迎えてくれました。

乙女椿♡名は体を表す

何度見ても惚れ惚れする美しさの乙女椿。幾重にも重なる花びらは、あまりにも規則的なので、人工的とすら思えてしまうほどで、自然の生み出す芸術美にうっとりします。
『ワタクシ キレイデショウ』と聞こえてきそう。
はい、とてもとても美しいです!!

一気に開花したチューリップとスイセン

なかなか蕾が出てこなかったチューリップとスイセン、こちらは背の低い品種で葉っぱが出てからしばらくそのままだったので、まだまだ開花までは時間がかかるかと思っていたら一気に開花になってしまいました。
私は、開花直前の蕾の状態も好きなので、この子たちの蕾の時期を見逃してしまってちょっと残念。とくにチューリップは、どんどん開いてしまうと、少し力が抜けたようになってしまうので、もう少しゆっくり楽しみたかったかな。なんて思ってしまいますが、この最高のタイミングを逃さずに開花したことに流石だなと。

散り際の雪柳とアネモネ

そして、可憐なアネモネ。蕾のときは、外の緑に紛れて全然目立たなかったのに、着々と開花の機会をうかがっていたのですね。大袈裟ではなく息を飲むほどの美しさでした。

天候の変化に素早く順応して急激に成長する外の植物たちと違って、家の中の植物たちは、ゆっくりゆっくり成長過程を見せてくれます。
毎日目のつくところに置いておけば、大抵の変化には気がつくことができるので、つい過保護にあれこれやってしまいがちですが、それもまた楽しみのひとつです。
今まで水耕栽培について色々と書いてきましたが、水耕栽培の醍醐味は『根を愛でること』だと思っています。(あくまで私が勝手に思っているだけです。)
見出しの写真は少し前、2024年2月25日のヒヤシンスたち。
手前の紫色のヒヤシンスは、今期最高の美しい根の持ち主です。水替えのときは、しなやかに長く伸びた根を優しく梳くように流してあげるのですが、その感触は他ではちょっと例えようがないもので、私はすっかりハマってしまいました。まさに『私のイチオシ』です。
ヒヤシンス、スイセン、チューリップ、クロッカス、アネモネ、ムスカリ、スノードロップ、ゼフィランサス、春植えの球根はまだ検証中ですが、今のところ慣れ親しんだヒヤシンスの根が最高。


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