負の感情のゴミ箱として扱われた過去と、今思うこと

　過去に、私は他人からの嘲笑や悪意、冷やかし、さらには濡れ衣まで着せられる存在として扱われていたことがあります。今思えば、まるで他人の負の感情をすべて吸い取るための「感情のゴミ箱🗑️」、もしくは人々がイライラやストレスをぶつけるための「公衆便所🚽💩」のような役割を押し付けられていたようなものです。自分ではその役割を望んでいなかったにも関わらず、知らぬ間にその立場に追い込まれ、心の負担が積み重なっていきました。

　当時、私にとってその状況は非常に苦痛でした。何をしても、どんなに努力しても、周囲の人たちは私を負の感情を処理する対象としか見ていないように感じました。それがいつから始まったのか、なぜ私がそのような役割を担わされたのか、今となっては定かではありません。しかし、ある時から、周囲の人々が私に対して不満やストレスを解消するための存在として扱うようになり、私は無理矢理その役割を押し付けられていたと感じます。

　当時の私には、状況を打開する術もなく、その役割を受け入れるしかありませんでした。「負の感情のゴミ箱」という役割がいつしか私のアイデンティティの一部になり、人々がどんなにひどいことを言ったり、やったりしても、私は黙って耐えるしかない状況が続いていたのです。その結果、私の中には人間不信が深く根付いてしまいました。周りの人々が信じられなくなり、常に警戒心を抱くようになっていきました。

　今振り返ってみると、その当時のコミュニティや人々に対して何らかの恩返しをする気持ちは全くありません。むしろ、迷惑料をもらいたいくらいです。彼らが私に押し付けた負担や苦しみは、今でも私の心に深い傷を残しています。その傷が完全に癒えることはないかもしれませんが、少なくとも私はその経験から学び、今の自分を守るための教訓として活かしています。

　最近では、そうした負の役割を押し付けられることはなくなりましたが、過去の出来事がもたらした影響は今でも感じています。それでも、自分を大切にすることを最優先に考え、無理に過去のコミュニティに恩を感じたり奉仕したりする必要はないと感じています。過去の辛い経験を無視することなく、自分自身の感情に正直に向き合い、前に進んでいきたいと思います。

　負の感情を押し付けられる役割は、決して誰かが背負うべきものではありません。自分自身を守り、大切にすることが最も重要です。そして、過去に苦しんだとしても、その経験が自分を強くする一助となることもあるかもしれません。