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【読書】孫社長にたたき込まれたすごい数値化仕事術
こんにちは、でんでんです。
最近はkindleで本を買うようにしていますが、以前は物理的な紙の本を好んで購入していました。
今でも紙の本の方が好きですし、読んでいて記憶に残るのは
やっぱり紙の本だな
と思います。
でも、紙の本は保管場所を必要とするので、電子書籍にシフトしました。
いま断捨離活動を強化中です笑
特に今週は本の断捨離をしています。
処分する前に一度パラ読みをして処分するか判断しています。
今朝パラ読みをして処分しようと思ったのが、
『孫社長にたたき込まれたすごい数値化仕事術』
です。
この本を最初に手に取ったのは4〜5年前です。
めちゃくちゃ面白くて、一瞬で読み終えたのを記憶にしています。
ビジネス書を人に進めることはあまりしませんが、当時のチームメンバーに勧めて彼らも読んでくれました。
ここに書いてあることは理解しているし、
もう処分してもいいかな
と思ってパラ読みしたら・・・
やっぱりめちゃくちゃいい本で処分するのをやめました。
この本では日本の多くの企業が間違った成果に繋がらない数値化によって”数値化メタボ”になっていると指摘しています。
これは本当に指摘の通りで、私の会社の会議でも意味不明なやりとりがなされています。
この本では
数字は自分で取りに行くもの
数字はどうするかに活用するもの
数字は分けるところからはじまる
問題が見えてきたらさらに細分化する
数値化のゴールは数式で構造化する
数値化できたらPDCAを高速で回す
問題解決後も数字でチェックし、環境変化に対応する
多少表現は変えていますが、この様なことがポイントとして書いてあります。
数字というものは現状を分析するツールをして使いますが、既にある数字は自分が欲しい数字に最適化された条件のもとで創出された数字ではありません。
つまり、その数字を使用して分析したところで最適解は導き出せないということです。
自分が欲しい数字は何かを考えるところから始める必要があります。
例えば、
新しいサービスを使用して欲しくて営業するとします。
以前、自社のサービスを営業したときに営業社員に大号令をかけて朝から晩まで営業させて売上を伸ばした経験があった場合、
リーチできた顧客数や、顧客との接触回数などをKPIに設定してビジネスを管理しようとするケースがあります。
(私の会社が正にそうです・・・)
しかしながら、サービスが異なれば結果も異なる可能性があります。
単純にリーチ数を伸ばしても成約に繋がらなければ本来の目的は達しないことになります。
この新しいサービスの成約に寄与する因子を見つける数字が必要になります。
最初の段階ではその因子の仮説を立て、
本当にそうなのか
その因子はさらに分解して特異的に寄与するセグメントはないのか
など鋭敏に寄与している数字を見つけにいくということです。
こうやって必要な数字を取りにいく行動の積み重ねが、アクションの感度と特異度を上げてコストカット及び労働力のカットに繋がることは身をもって体験しています。
文系人間の私は統計や数式というものにアレルギー反応があります・・・><
今、ビジネススクールでファイナンスの勉強を行っていても
『うっ・・・』
てなります。
微分積分なんて大人になってから使わない!
て誰かが言っていました。
確かに自分では使いません。
でも、めっちゃ世の中は数学で動いています。
AIや機械学習なんて正に微分を使いまくりですもんね。
簡単な回帰分析は自分でExcelを使って数字遊びができるようになろうと思います。
今は色んな便利なツールが無料であるので、Excelでやらなくてもって思う気持ちはありますが、
自分の手を動かしてやらないと根っこの部分が身につかないと感じています。