
良い所ばかり見てもわかりません・・・
「人の良い所を見つけて褒めてみよう、そうすると自分の良い所も自分で褒められるかもしれません」
なんて自己啓発本やら癒し本なんかでよく見るセリフですが、それでも発達障害の人は正直なためそれを実行し、なんとなく褒めて自己肯定感が高まった気がします。
しかしどうしても嫌な問題にぶつかり自尊心が低くなってしまう。
それは毒親問題、仕事関係、人間関係、金銭問題等いっぱいあります。
何で自分ばかりこんな目にあうのだろう、もういやだ、同じ間違いの繰り返し・・・
そんな私にとても心強いTwitter(現X)のアカウントがありました。
今は消えてしまっているのですが、「ろくでなし女王様」という方です。
この方はいわゆる夜の商売、ラウンジで働き今は経営者となっている方です。
夜の商売で見てきたダメな人間、具体的に言うとこんな性格や職業の人は破滅した人生を歩んでいるなどとにかく闇が深いためになる話をつぶやいてくれるアカウントでした。
例えば社会的に信頼される男性とは、結婚し家を持ち子供がいる事である。これは事業を起こすために銀行などからお金を借りるときに目安としている条件らしいです。
他にも女性一人で結婚せずに生きるならば20代の夜職をやっているうちに1億はかせがないとだめ、また事業を起こし入院している最中でもお金が入ってくる仕組みを作らないといけないなど表には出ない真実味のある事をしれました。
つまり、私が何を言いたいかというと、
この人はなぜ失敗したのだろう、この人は何がいけないのだろう?
そう、ダメなところを見つけてそれに自分が当てはまらないか、もし当てはまったらそれをしないように気を付けようという事をしたほうが私は自分自身のダメさに気づき、その結果親に問題があることにも気づけました。
あまり闇の世界ばかりの話をしているとちょっと中二病みたいになるので堂々と周りに話さず自分の中でとどめておくのがいいですが、
今はろくでなし女王様も居ない、です。
ではどうすればいいだろう?
金銭関係、買い物依存などに悩む人にはこれがお勧め!
結構有名な漫画なのでタイトルだけでも聞いたことはあると思います。
内容としては闇金に引っ掛かる人はこんな人で、仮にお金を返せないとなるとこんな事が起こる。
という事例が沢山書かれています。
「そんなのダメ人間と悪いことを考えている人間のやりとりでしょ?」
悪いことを考えるほうも頭が良いですし、お金を借りるほうも心が弱い人間だという事をストーリー仕立てで学ぶことができます。
この漫画で学べることは、
「弱い人間とはどんな人間なのか、自分はこの人たちとの共通点は無いだろうか」
ということです。
これを読むと次々とわかる弱い人間という存在。
自分が発達障害だから弱い、精神障害だから弱い、などというぼやっとしたものから解像度が高くなってきます。
また、なんでこんなものを買ってしまうのだろうという方にはこれがお勧め。
ここには「自分が好きなものを周りに置く」という事が書かれています。
つまり、
なんとなくこれでいいやという買い物をするのは悪い習慣である!
(この本には怖いことは書かれていませんが、いわゆるダメな自分の反省点が見えてくる若干毒のある本です)
という自分の買い物の仕方、お金の使い方について価値観が変わる内容です。
(もちろん自分を大切に扱う方法も書かれています。)
自分で手に取る自己啓発本にはいいことしか書いてなくて、なんだかほわほわしてるんだよなーって方は、一回闇を見てみてはいかがでしょうか?
(あくまで自己責任でお願いします)