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【おもちの福祉講座11】生活介護
はじめに
こんばんは。精神保健福祉士のおもちです。
今日は生活介護について説明します。
以後、しばらく「介護給付」という種類のサービスについて説明していきます。
生活介護
生活介護とは?
いわゆる、障害福祉で言う、デイサービスのことです。
日常生活にて、入浴、排泄、食事等の介護が必要な方に、昼間に支援するサービスです。
利用者の方は、支援を受ける事業所に通うことになります。
他に、創作や生産活動を行います。
施設では何をしているの?
朝、送迎があり(送迎がない施設もあります)、事業所に到着すると、午前のプログラムがあり、昼食を食べて、午後のプログラムがあり、帰宅というざっくりした流れです。
プログラムには、事業所によってさまざまな特徴があり、農業をしている事業所もあれば、個別活動を行う事業所もあります。利用者さんの障害の程度に合わせて、活動内容を決めているようです。
途中に日常生活の介護が必要な方には随時、介助を行います。
どのような人が利用できるの?
利用条件には2つあります。
・障害支援区分3以上の人
・50歳以上で障害支援区分2以上の人
どうしたら利用できるの?
まずは、相談支援事業所に相談することです。
サービスの申請や、事業所探しを手伝ってくれます。
サービスを申請すると、「認定調査」という調査があります。
「認定調査」とは、日常生活でできること、難しいことの聞き取りがあります。これを参考にして、障害支援区分が決まっていくという流れです。
サービス申請から1~3か月でサービスが利用できるようになることが多いようです。
おわりに
今日は生活介護について説明しました。
障害支援区分が3以上なので、障害が比較的中等度以上の方が対象になります。
ご家族等で自宅で介護している方も、このサービスを検討してみてはいかがでしょうか。現在、何もサービスを使われていなければ、役所の障害担当窓口に相談してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。