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【発達障害】なぜ40歳過ぎるまで気付かなかったか(答えはカモフラージュか?)
なぜ、私は普通に小中高、大学、社会人となり、結婚して40代になる今まで、発達障害に気付かなかった、気付かれなかったのだろうかと考えることがある。
で、行き着いたのが、ASDのカモフラージュしてたのかなってこと。
以下、参考サイト。
カモフラージュするのは女性が多いらしいが、色々あってこれな気がしている。その一つが、以下に挙げた3パターンのうち、3つ目の自分を出し、疲弊することが多い感覚があるため。
素の自分(自己中でやる気のない自分)
緊張&無口&借りてきた猫状態の自分
その場で求めれているであろう、振る舞いをする自分(カモフラージュ)
上記1,2で過ごせればいいのだが、上記3のカモフラージュをしなければいけないことが稀にある。
多分、小中高大学時代は、自分の居心地のいい場所もしくは喋らなくてもいい機会ばかりで、上記1,2でほとんど過ごせたんだと思う。就活の面接やグループワークでは、上記3をうまく使って、いい学生を演じ切ったんだと思う。
一方で、社会人になってから、仕事等でさまざまな場面が多くなり、ASD特性のこだわりから、無理してでも、この場をうまく乗り切らなければならない(白黒思考、べき思考)が発症し、カモフラージュを出していた気がする。
社会人の若い頃に、このカモフラージュができる自分がいることに気付き、カメレオンみたいにうまく振る舞えて、自分は劇団員ができるのではないかと思っていた時もありますw
ただ30,40代になり、仕事で複雑な関係性でのコミュニケーションが必要になり、このカモフラージュを多発した結果、疲弊して、休職になった気がしている。
いや、普通の人でも上記1,2,3があるじゃないかという意見もあるかもしれないが、ASDの人の場合、無意識にカモフラージュを出す必要性に駆られるケースがとても多く、無意識にカモフラージュをしているんだと思っている。
多分、このカモフラージュの裏にあるのが、ASDの三つ組の特性・障害である、以下だと感じている。
対人交渉の質的問題
コミュニケーションの質的問題
イマジネーションの障害
今、考えた仮説だが、上記3の障害から、この場をうまく乗り切らないと大変なことになりそうと考えが浮かび、上記1,2から自分の素の立ち振る舞いだと乗り切れないから、これまでの知識やその場の空気感を読み、頭を回転させまくり、求められるであろう最適な立ち振る舞いをしている気がする。
で、頭を回転させまくり、自分を模倣して、帰ってから疲弊するんだと思う。
いや、もちろん上に書いたのは、ASDじゃなく、普通の人の、普通の立ち振る舞いの可能性もあるが、ASDと診断された今となっては、これかなって気がしている。