ノンフィクション連続小説第⑨話 『妖怪の棲む家』
のちにこの旧家は建て壊し、私達ファミリーの住む新居となる。そこに25年も暮らすことになるのだが、何しろ土地の雰囲気とオーラが悪い。ここに引っ越してからは家族のギクシャクは相当なものとなった。それはまた後に書く。
旧家では、開かずの間(第8話に記載)の奥には廊下が続きボットン便所があるのだがその周辺は、だだっ広い『朽ち果てた中庭』だ。
ある人が実は白骨だったというホラー話。綺麗な庭に見えていたものは実は白骨の落ちているボッロボロの庭という設定がぴったり庭。昼間でも陰気な雰囲