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アスリート自立出来ない問題

箕輪編集室8月定例会にて、箕輪厚介さん、青木真也選手とGO三浦崇弘さんのトーク

青木さんが、広島の柔道部を見て坊主の意味があるのか?という疑問を持ったという話から

アスリートは、右に倣えの度を越しすぎて、自立出来なくなるという趣旨の話をされた。

アスリートは、自分の意思で考えて坊主にするべきで必要性がないならしなくていい

勝負の時は、自分の意思で動くわけだから
自立することは大事

納得でした


坊主と自立

ここからは、僕の見解

右に倣えが、上手くなると

やってる風が、板につく

割と運動部あるあるで、全く聞いてないけど、話す側が気持ちいい

これは、ほとんど何も生み出さない

ただ、これが上手くなるだけ

怒られないしね

坊主も、やってる風が出る

自発坊主と命令坊主じゃ、同じ坊主でも、大きく意味がちがう。

体験含め、間違いない


強制力に溶ける

やりたい人が、やりたい種目を行う
ここに尽きるのだが、人間はそう簡単じゃない

学生期間中に、大きな目標を達成する為には、強制力を持ってすべき環境も理解はできる。

モチベーション低い選手も、能力が低い選手もいるから、仕方ないのだろうけど

ただ、一定の自立心は溶ける

なにかを考えることより、指導のフォーマットに乗ることを求められる場合

乗った人を評価する組織の場合

自立心は、溶ける

良い印象を、坊主を指示した指導者には与える

誰の為?何の為?伝統?

よくわからないうちに
とりあえず坊主にしとく

自立心は、溶ける

素直に従うなかにも、自身の考えがないと
習う中に、自分がかんがる事も必要

タイミングは、色々あると思う

ある種の余白を持たせることも、一考したらいいのにと思うし、強制力の副作用は意外と大きい

真似るの前に、意思があっての、真似るが必要


坊主はダメか?

競技をするにあたって、必要性を感じて坊主にするなら、それが一番いい

勝つために、競技を行うにあたって良いなど
その行動に、本人の

意思があればいい

自分の考えで、坊主ならば問題ないし、むしろ意識が高い

逆に、髪が長くても強さを保てたら良い訳で
髪の毛に、あまり重きはない

きっと髪の長さと、競技成績は関係ないし
髪を切る前に、やる事はたくさんある。

目的がボヤけてる


意外な関係者

意外と坊主を観るのが好きな人たちもいる

甲子園でも話題になるくらいで、基本坊主でしょ?みたいな空気は、この関係者が産んでると推測してる

じゃなきゃ、髪型の記事が話題に上がらないだろうし、需要がある

インスタ映えを馬鹿にする古い人こそ、昔から自分達が好んできた『青春映え』する坊主を、期待という名の強要してるようにもみえるのは、、、

この空気もあるのでは、ないだろうか?

これも、応援されたいから坊主にする位のしたたかさが本人達にあるなら、凄いことだけども

そうではなさそう


まとめ

自分の意思と、指導のバランスは、段々と変わってきている前例主義が通用しない時代に入ってる

古き良きに、異論ではなく、アップデートが必要なタイミング

指導する側や団体も、変化に対応が必要

選手も、自分から強くなりにいく事も必要

観ている周りも、変化が必要だ

選手のワガママとも、また違う意思の主張はあってもいいし、それを育む風土も欲しい

たまたま坊主を題材にとったけど、過剰な挨拶や、変な慣習を疑わずにやってると

自立できないアスリートを量産してしまうように思う、青木さんの感じた違和感は納得だった

良い習慣つけと、思考停止の境を見極めのは指導者の見せ所だと思う。


しかし、現場が勝敗の結果重視だと、なかなか変えられないのも、現実なのかもしれない。

やりたくてやってる訳じゃない

そんな声も聞こえてきそうだ

最近は、体育・スポーツの目的は、なんなんだろう?と問われている

自立を促すことも、体育であり、スポーツのあり方だったはず

やはり、時代に合わせたアップデートが必要だ

動こう!


最後に

今回の箕輪編集室 定例会での青木選手の本質を見抜く目には、恐れ入りました。

試合でのクレイジー感強目のイメージでしたが、凄く職人で、凄く考える人だった

ものすごくクレバーだ

一度生で試合が観たくなりました。

本物を生でみる、1つの目標にしよう

文字にする機会をいただけて感謝です。

これを機に、空気を読んではいけない を読みなおそう

#箕輪編集室 #青木真也 #空気を読んではいけない #アスリート #自立 #アスケア治療院

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