明後日の方向からアイデアがくる
先日みの編定例会にて、トークショーゲストの嶋浩一郎さんに、衝撃をうけ
仕事への考え方と、『恋と戦争は手段を選ばない』 博報堂ケトルの社是にハートを奪われました。
翌日本屋へ行き、さっそく著書を購入し読了しましたので
トークショーの追加的な感想を2部に分けて書いていきます
明後日の方向からアイデアがくる
質問に出ていたキーワードですが、明後日の方向からくるためのコツが嶋式で、本にもそのコツが書いてます。
ソリューション中心だとアイデアが似てくると箕輪さんも話されてましたね
本の中にも「マーケティング的に理詰めに積み上げていくより、ある日街でみかけた小学生の会話が、風呂で読んだ雑誌の記事と頭の中で結びついて、アイデアが生まれる。そんな偶然的な感覚が、実はいいアイデアを生み出すのです」とあります。
アイデアを生み出す環境作りに真髄があり
片付けないことで、分類によるラベリングを避けること
情報収集:フラットに大量に集めること
羅列:情報をためる場所を作り放牧すること
交配:異なる情報同士の化学変化をおこすこと
この辺りが、明後日の方向からアイデアがくる導線作りなのかなと感じました。
みうらじゅん的な修行は、フラットな情報収集
モレスキンを使い、ノートに書き溜める放牧
箕輪さんを歌舞伎に連れて行ったエピソードは、交配にあたるのかなと
本屋は情報に偶然出会える場所
箕輪書店の話題から派生して、色々な話題が出てました
時代の変化で書店の売上が下がっているが、本屋はどうあるべきかという話から、某書店がつまらない理由などがでてましたが
良い書店の条件として出ていた「本来なら買わないであろうものを、つい買ってしまうのが良い本屋」この部分に関して、コラムの中にもありました
人の想像力を刺激する「文脈棚」往来堂書店や書原ならではの陳列方法
雑誌・文庫などの分類ではなく、同じか似たテーマであれば、漫画から学術書まで隣り合わせ
こうしたカオスにこそ、自分の気がつかなかった興味や、潜在的な欲求が刺激される
書棚で学際的散歩を可能とする、ある種のプレゼン
キラーワードとしてメモを取っていた【人は欲しいものをくれた人に感謝しない、人は欲しかったものを教えてくれた人に感謝する】
良い本屋とは、こういった場所なんでしょうね、読んで改めて真意がわかりました。
少し長くなったので、続きは次回へ
嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書) https://www.amazon.co.jp/dp/4887595301/ref=cm_sw_r_cp_api_71PuBb0ASCHZ7
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