坂井耀平コーチにインタビュー!
この度、アップルスポーツカレッジ卒業生で2024年6月30日をもってプロバスケットボール選手を引退した坂井耀平選手が、本校バスケットボール専攻科(新潟アルビレックスBBU23)のアシスタントコーチに就任しました!そこで、坂井コーチにこれまでのバスケットボール選手としてのお話や、アップルスポーツカレッジでのコーチとしての意気込みをインタビューさせていただきました!
バスケットボールを始めたきっかけを教えてください。
小学校5年生のときに、友達に誘われて行ったのが始まりです。
よくある「スラムダンクを見て」とかではないです。(笑)
プロ選手を目指したきっかけは何ですか?
高校3年生のときに長くバスケをやりたい、集中してできるのはプロになることだと思い目指し始めました。全国大会にも出場経験がないのに無理だと周りからは思われていたかもしれないが「プロになれたらすごいじゃん!」という根拠のない自信がありました。
学生時代に大怪我を乗り越えられた原動力は何ですか?
大怪我をしたタイミングが、1年新潟アルビレックスBBの練習生をして、翌年、トライアウトを受けた次の日の大会のときでした。自分でも手ごたえを感じていて、契約の話もあがっていたが「前十字靭帯断裂」という大怪我で白紙になりました。しかし、怪我を受け入れるしかないと思い、プロになるためにアップルに来たから、諦めるという選択肢はありませんでした。次の日からできることを考えて、筋トレをしたり、シュート練習をしたりと工夫しました。モチベーションは何とか高いまま維持できたと思っています。
10年のプロ生活を振り返ってどうだったか。
1年目のときは「なんとか次の年に」という思いだった。それが積み重なって、10年という節目を迎えることができた。自分はスター選手のように何チームにも声をかけられるようなタイプではなかった。
身長も低いほうだし、怪我の経験もあって、少ないチャンスを掴んで10年プロとして活躍できたことは、今プロを目指して頑張っている人たちなどに夢や希望を与えられたのかなと思う。
コーチとしてU23の選手に伝えていきたいことは何ですか?
夢を持っている選手たちには自身の努力は前提として、最大限のサポートをしてあげたい。自分が選手だった時にコーチ陣が自分を見てくれているか、試合にでる、でない関係なく選手1人1人を大切にしてくれているかがすごく大事だと感じた。
だから選手全員を大切にしたいし、1人1人がチームで活動してるときは「チームのためにできることをやりたい」と思えるような組織にしたいと思っている。
まずは、選手はもちろん頑張っているけれど、これからさらにスタンダードのレベルを上げていきたい。「すごいなこのチーム」って周りから言わせたいですね!
坂井コーチ!ありがとうございました!
是非、これからも坂井耀平コーチを応援して頂けたらと思います!
坂井耀平さんのプロフィール
出身地:東京都
ポジション:ポイントガード
経歴:アップルスポーツ
新潟アルビレックスBB(2014-15)
仙台89ERS(2015-16)
香川ファイブアローズ(2016-17)
東京サンレーヴス(2017-20)
愛媛オレンジバイキングス(2020-22)
立川ダイス(2023-24)
新潟アルビレックスBBU23 アシスタントコーチ(2024~)
Bリーグ通算300試合出場達成