大動脈解離の怖さ
(写真は人工血管のビニールパイプ)
先日もんたよしのりさんが72歳で急逝した。原因は、急性大動脈解離。
落語家の笑福亭笑瓶さんも今年2月、この病気で命を落としています。享年66という若さでした。
ボクも今年2月、同じ病気を発症して突然倒れました。
幸い意識があったので、自分で救急車を呼び奇跡的に助かりました。
大動脈解離は、突然死のリスクが非常に高く、一分一秒を争う病気です。
心臓から上方へ向かう大動脈の内側が裂けたのです。
開胸手術の末、20㎝ほどの人工血管(ビニールパイプ)で繋ぎました。
原因は高血圧でした。血圧が高いのは分かっていましたが、放置していたのです。
結局人間はこうしてサイボーク化されながら寿命を延ばし生き延びていくのかもしれません。
今では薬こそ飲んでいますが、お陰様で後遺症もなく、運動(ダンスや乗馬)もし、むしろ倒れる前より体力も付き元気に活動しています。
全てに心から感謝です。