買い物日記2
家に一度帰ろうかと思ったが、信号が青だったので、行っちゃえー!とそのまま花屋さんに向かう。
カランコロン♪と音がなりそうな扉を開けると奥からさっきの、店主さんが出てこられた。
「骨董屋さんに行ってきました!」と報告すると、嬉しそうに「本当ですか!?」と微笑む。
「骨董屋さんはどなたがいらっしゃいました?白いヒゲの方?」
「はい!あの、宮崎駿さんのような」
「あ、たしかに、似てるかも。笑」
買ってきた青い器は思ったより小さかったので鉢にはできなかったが、器の欠けた部分を見つけた店主さんは、すぐに粘土のようなもので修復してくれた。固まるまでお店で保管してくれるという。ありがたい。
「この器でビオトープを作ってもいいですね。メダカとか住まわせて」
ビオトープ!!!!私の人生にビオトープという選択肢があるとは!!
「いつお届けしましょうか」の相談になる。連休は店主さんが生け花パフォーマンスなどのイベントが重なりお忙しくなるという。
(ただのお花屋さんではないらしい!)
連休前に届けてもらうことになる。ワクワクしてきた。生き物と一緒に暮らすのはお久しぶりだ。
「連休あけたら暇になるので、また遊びに来てください。お茶でも飲みに。」
良いお店を見つけた。