朝屋 景斗

名古屋市在住の物書き。心揺さぶるエンタメ小説を目指して創作中です✍️🔥 本業は鉄道エンジ…

朝屋 景斗

名古屋市在住の物書き。心揺さぶるエンタメ小説を目指して創作中です✍️🔥 本業は鉄道エンジニア🚄

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【小説】ホイップクリーム多めで

作品紹介「ウィンナーコーヒーってさ、コーヒーの上にウィンナー乗ってるのかな」 「はっ?」 「ごめん、何でもない……」  角の折れたメニュー表を見つめながら、くだらないボケを言い放ってみた。仕事がひと区切りついた昼下がり、同僚と行きつけの喫茶店に入りしばしの休憩中である。  自分の働く岐阜市は喫茶文化が盛んで、オシャレな喫茶店が数多く立ち並んでいる。レトロな雰囲気の店内に、スローテンポの柔らかい音楽。うん、やっぱりここは落ち着く。 「オーストリアの首都ウィーンが発祥で、ホイップ

    • 【小説お試し投稿】夜長のヒットマンあとがき

      第1話のリンク これまでの登場人物第2話(あとがき)1  皆さんこんにちは。そしてnoteで出会った方、はじめまして。  小説を書いております朝屋 景斗と申します。  次回のnote創作大賞への応募に向けて色々とお試し中です。短編から長編まで、幅広くnoteに載せていこうと思っています。宣伝や、たまにエッセイなんかも書いちゃいます。  胸をアツくするようなエンタメ小説をお届けします。どうぞお見知り置きを。 [完]

      • 【小説お試し投稿】夜長のヒットマン

        あらすじ 第1話(1話完結)1 「やめてくれ! 命だけは……命だけは助けてくれ!」 「そういうわけにもいかないなぁ。こっちは仕事として依頼されてるからね」  路地裏の奥までターゲットを追いかけ、行き止まりの壁際にジリジリと迫る。月明かりに照らされた二人の影は、冷徹なコンクリートの地面にくっきりと映し出されている。 「お前を殺す依頼金は五百万円だ。あんたにそれ以上の額が払えるか」 「五百万……それは、えっと……」 「なら諦めろ」 「ま、待ってくれ! 今すぐ全額は無理だが、少し

      【小説】ホイップクリーム多めで