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絵を描く前の資料探しで一日が終わる

【絵描きあるある】

絵を描いている人には大きく分けて2種類の人がいます。

1)想像したモノが紙に浮かんで それをなぞりながら絵が描ける人

2)想像したモノを紙に描きたいんだけど ドコが正解の線なのか四苦八苦しながら描く人。

私は後者です。

しかも四苦八苦してるうちに想像してたものがカスミのように消え

『あれ?今なに描いてたんだっけ・・・』

と別のモノが出来上がるコレじゃない感。

よくあります。

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『絵を描かないからその感覚分からないな~・・・』

と思う方は、一枚の紙に『あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。』と、タテでもヨコでもいいので二行で書いてみて下さい。

いいバランスで書けた方は、おめでとうございます!前者です。

私は文字のバランス感覚も悪いので『す。』とか『です。』だけ書けなくなるタイプ。計画性も無く、要領も悪いです。

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全身絵を描こうとしてアタリまで取ったのに、気がついたら足首までしか描けなかった・・・という事もよくあるのでその度に自分に絶望します。

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その点デジタルは便利です。

大きく描きすぎたら縮小すればいいし小さかったら拡大すればいいだけ。

バランス感覚の悪さはそこでカバーです!

(もう小さいことは気にしません!)

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ちなみにアナログで描いていた頃は、コピー機で拡大したり縮小したりして描いました。今もライトボックスは健在です!

あとは描きたいものを具現化していくだけなのですが・・・

ここで、2種類の人の共通点。

それは、『資料を見て描く』です。

人物は描けるけど、それ以外は資料がないと厳しいです。

たまに『資料を見ながら描くとか甘え』とかいう人もいますが、何かの強がりか、あまり絵を描かない人なのだと思います。

プロや絵が上手い人ほど資料を見て描いています。

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人の記憶の引き出しは思っているより少なく『自分の家のカベに掛けてある時計の文字盤描いてみて』と急に言われてスラスラと描ける人はあまりいません。

見たら描けるんだけど・・・という人が大半です。

資料探しが上手いかどうかで作品が大きく変わると言っても過言ではなく、人によっては一枚絵に膨大な資料を集める人もいます。

絵に情報量を追加することでリアリティが増すからです。

『何かモノ足りないな~‥』と思ったら絵に情報を足してみるのもアリかもです。

ネットで資料を探す場合著作権が厳しいので似たような資料を2・3コ用意し、脳内カケ算で別のモノを作り出します。

この作業かなり疲れますが✨楽しいです✨

文字で例えると『へ~い!お茶』とか『エリンギの里』とか『白い変人たち』など。

ギリギリ別の商品名にする。みたいな感じです(笑)

ただし夢の国のキャラクターだけはかけ算をしても危ないのでお気を付けつけください。

過去に某出版社で『いや、ムリです!描き直してください!』と原稿が戻ってきたことがあったので本当にヤバイんだと思います😅

その他『設定(ネーム・構図)ならオレの頭の中に入っているぜ!!』というのに非常に憧れますが、私の場合、すぐ脱線したり忘れたりするので、思いついた時に文章に残しておくと過去の自分に感謝です。

文章にしてからキャラクターを作ると欲しい資料以外は目移りしなくなるので探す手間も省けてオススメです。

その結果、別のモノになっても終わり良ければすべて良しなので、その時のノリの方が多いかもしれません(笑)

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以上、本日はボツになったイラストやラフを有効に再利用する方法でお届けいたしました~!

あさ。

イラストを描きながら色々語ります。