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Aeを学んで、半年間でプロモーション用アニメを作ることができるのか #私の働き方実験 #最終報告書

はじめに

私の働き方実験は、自主企画の「Aeを学んで、半年間でプロモーション用アニメを作ることができるのか」と指定企画の「Udemyの講座でスキルを学び、仲間と大型イベントを実施!それを通じて稼げる力はつくのか?」の2本立てです。ただし、Udemyで学ぶスキルは自主企画と同じAfter Effectsの習得が目標のため、最終報告書も1本で書かせていただきました。

実験のきっかけ

昨年の研究生制度(一期生)でillustratorを学びました。もともと私はフリーのライターとして文章を書いていましたが、とあるクライアントさんと長くお付き合いするようになり、記事中で使用する写真が被ってしまいそうになったり、説明にイラストを使用したりした方が分かりやすいのでは?と思うようになりました。
フリー素材はたくさんありますが、根本的に同じジャンルで描き続けているため意外と限られてしまいます。イラストに至っては、説明したいものがない!ということはあるあるなのです。
講習や課題をこなし、目的はある程度達成することができ、クライアントさんより「分かりやすい!」といったお言葉をもらえるようになったことは大きな成果だったと思います。
しかし、その後もイラストを描き続けていく中で、「この絵を動かすことはできないんだろうか?」と考え始めるようになった…それが二期生応募のきっかけとなりました。

実験の目的

イラストを描いて実際に動かすことができるようになれば、仕事の幅も広がるのではないかと思い、動画の編集ではなく以前から好きだったアニメーションを作りたいと考えました。そのためにAfter Effectsを学び、半年で自分のプロモーションアニメを作り、以下を達成することを目標にしました。

①文章×イラストのコラボレーションの表現を作り出したい
②自分が努力した結果を形として残したい
③逐一過程を発信することで、いくつになっても学んでいけることを伝えたい

活動の概要とその結果

今回のUdemyのコースはあらかじめ「学ぶべきこと」が用意されています。最初はAeコースのみを勉強していればいいのかなと思っていたのですが、メンターよりおすすめの講座を紹介されたため、今回はそれに沿って学習して行き、メンター会や別途Udemyのコースを購入し勉強を行いました。
以下は中間報告での活動の概要になります。それぞれについて、最終的にどのような学びがあったのかについてまとめました。

  1. 動画編集の基本のPremiere Proを学ぶ

  2. Aeのツールの使い方を身に着ける

  3. ツールの使い方をマスターすると同時に、クリエイティブに必要な考え方やマーケティングの理解について学ぶ

  4. 座学(3)が終わった段階で基本的なカメラの扱い方や見ごたえのある画像の作り方について実践する

1.動画編集の基本のPremiere Proを学ぶ

こちらについては、とりあえず触ってみたという感じで多くは学んでいません。ただし、Aeだけでは長い動画を作成することは難しいため、今後はもう少し勉強をしてみたいと考えています。

2.Aeのツールの使い方を身に着ける

こちらが今回の研究で最も熱心に取り組んだことになります。かも(@eizou_world)さんの講座内でラーニングパスを示してくれていましたので、そちらに沿って学習を進め、基本的な操作は身に付けることができたと思っています。ただし、夏場に体調を崩し、仕事をするのが精一杯になってしまったことから学習は停滞。以後、あまり作業ができずに終わりました。

3.クリエイティブに必要な考え方やマーケティングの理解について学ぶ

こちらも最初のラーニングパスに合った講座を受講し、通り一遍のことは学びました。ただし、身に付いたかどうかと言われれば疑問ではあります。
しかし、Udemyのイベントの広報を担当した時、すまいりす(@SS_Sunflower510)さんとお話しする機会があり、「様々なデザインやサイネージなどからも学ぶことがたくさんある」という部分は自分も同じだと改めて感じました。広告やデザイン、動画などで「なぜ心惹かれるのか」「どうしてこのような形や動きになったのか」というところを見続けることをこれからも続けていきたいと思っています。

4.カメラの扱い方や見ごたえのある画像の作り方について実践する

Aeに関しては、実際にカメラで動画を撮るということはしませんので、一眼レフを買いましたが、こちらはこれからじっくり学びたいと思います。見ごたえのある画像の作り方は、一般の動画についての講座ではあったものの、物の見せ方や組み立て方などは非常に参考になりました。

活動の成果

プロモーションアニメ作成という点では中途半端に終わりましたが、身になることが全くなかったわけではありません。こちらでは、自分にとって大いに刺激となったことについてお話ししたいと思います。

①9月のイベントの告知動画動画作成

9月に行われたイベントでは、動画チームにも課題が出されました。練習以外でオリジナルの動画を作ったのは初めてだったので試行錯誤の連続でした。特に、音楽と動画の動きなどは非常に勉強になったと思います。残念ながら採用されることはありませんでしたが、きちんと形として残せるものができたのはひとつの成果だと考えています。

②インタビュー記事の作成

11月の大型イベントでは広報チームに所属し、「イベントを作る人たち」というタイトルで、イベントに関わった人たちにインタビューを行い、記事にまとめました。
ライターとして活動はしているものの、インタビュー記事を書くのは初めてでしたが、話してみると皆さん魅力的な人ばかりだったと感じています。下調べをしたうえで、質問を用意しインタビューに臨みますが、「その人のことをもっと知りたい!」という気持ちを持つことが、相手にも気持ちよく話してもらうコツなのかもしれないと感じました。
余談ですが、今回のインタビューの文字起こしには2種類のツールを使用しました。1つは有料のサイト(1分いくら)、もう1つはPremiere Proです。正直なところ「こんなものなのかな」という感じでしたが、だからこそ文字起こしという仕事があるんだということを身をもって知りました。

③チームでの作業

②でもお話ししたように、11月のUdemyのイベントでは広報チームに所属しました。フリーランスで仕事をすることになってから、誰かとあんなにミーティングをして一緒にものを作るということがなかったので非常に新鮮でした。リーダーをするタイプではないですが、誰かと一緒に考えたり、作業をしたりすることの楽しさを教えてもらった気がしています。

④第2回あたらぼアート部展への参加

興味はあったものの、なかなか踏み出せなかったメタバースでの展覧会への出品が叶った事は、動画作成と仲間を見つけるという経験があったからこそだと思っています。
自主企画で出品したい人はどうぞというお知らせを読み、すぐに手を挙げました。出品したのは1点ですが、こちらは動画を作るために作成したイラストでした。一息ついたところでこれを完成させてやる!という気持ちを忘れないための物でもあります。アート部の方々、素敵な機会をありがとうございました。

クラスターの使い方がイマイチで曲がっているのが気になります

ちなみにこちらは、本を読む女性がその内容によって表情を変え、本の内容も背後に映し出される…という動画になる予定です。

今回の研究総括と今後

Aeを学んで自分のプロモーションアニメを作るという目標は、達成できずに終わりました。ただし、学んだことが無駄になったとは全く思っていません。「やってみたい」と思うことが「できること」になりつつあることは間違いなく、もっと多くのことを学び、仕事の柱としたいと考えています。

指定企画のUdemyについては、イベントをみんなで作れたことは大きな成果だったと思います。ただし、動画について学ぶという点では現時点では今一つと言えるでしょう。一方で、インタビュー記事というものを書いたことは新たな実績ですので、これが「稼ぐ」につながるといいなとは思っています。

実はこの報告書の締め切りの後で披露するものがあり、それについてはこの報告書に載せることができません。それでも、そこでまた新しい学びがあることにドキドキとワクワクが止まらないです。

これからやりたいことは以下の2つです。
①Aeを仕事の中心にしていきたい
②コラボでもチームでもいいので、誰かと一緒に仕事をしてみたい

半年間、ありがとうございました。


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