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文章を書く行為は、人と繋がる為と言うよりも、遺書を書く事に似ている気がする。 私が私であった記録を、何処かに残したいだけなんだ。 昔から、暇さえあれば遺書を書くような子供だった。周りの大人からは気持ち悪がられていたけれど、あの時は、ああするしか無かった。 残す為に、私は生きてる。

人と人を比べる事、自分本意な意見を押し付ける事。自分が絶対正しいと疑わない事、そして決めつけない事。それだけは止めようと思っている筈なのに、何でか時々とても上手くいかない。 孤高に狭間に立つ様な生き物に成りたいな。

一番厄介で、一番慎重にしなきゃいけない感情って結局、罪悪感なんだなと最近改めて思い知る。 此れが在るから、私達はきっと理性的で。今だに人間でいられるんだろうなと、何と無くそう想う。

寂しい、というよりも。多分、退屈なだけなんだと思う。独りで生きる事は、この退屈を楽しめ無い人には、確かに辛いのかもなぁ。 でもだからといって、繋ぎ止める為に関係を続けて行くのも辛いから。 人間って時々面倒臭いよねと、凄くうんざりする。

おいしいものを、ちゃんと食べましょう。 私から、私へ。

子供の頃の気持ちが、最近思い出せなくなった。 昔は、あんなにも世界は静かで賑やかだった筈なのに。今は、何と無く退屈で灰色がかっている。 子供に戻りたいと願う様になった私は、もう大人にしか進めないんだな。そう思ったら、何故かちょっと寂しくなってしまった。

許せない事が多いよなぁ、そんな風に電車に揺られる。 きっと、許してしまえれば優しいのに。楽になれるし、何より柔らかい。そう解っている筈なのに、それが一番難しい。 難しいね。

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