なんでRiLiが「ダイエット部」? やってみたら意外なRiLiっぽさがあった
5/20〜6/19の1か月限定で「RiLiダイエット部(@rili.dietbu)」というインスタアカウントを新たにつくり運用したところ、なんだか狙っていた以上に面白い発見もあったので、まとめようと思います。
RiLiっていう会社がどんなところかもちょっと垣間見えると思うので、RiLiに興味がある人にもぜひ読んでほしい!
【1】RiLiダイエット部って?
RiLi編集部の5人が実際にダイエットを1か月間がんばり、その中で収集した情報や、実際にやったことをインスタグラム上でフォロワー(部員と呼んでいる)と共有するプロジェクト!
ちなみにヤラセは一切無しです。
プロジェクトメンバーにはガチで1ヶ月ダイエット頑張りたいっていう有志を募って実施しました。
(そして全員ちゃんと結果出した。すごいえらい)
「ダイエット」というメディアとしてはセンシティブな情報を扱うこともあり、今回のプロジェクトではインナーケアブランドのBicle(https://bicle-beauty.com/)さんの協力・監修のもと実施しました。
「RiLi世代でも安心してマネできる」
「インナーケアの概念に基づいた、Bicleも推奨するダイエット方法」
「部員の疑問やニーズにできる限りリアルタイムで応える」
などなど、専門家ならではの知識で全面的にダイエット部をバックアップしていただいています!大感謝!
⬆差し入れたくさんいただいて(めちゃ美味しい)あさとの食生活が改善するという副次効果も
プロジェクトの成果的なものは後述しますが、
0からアカウントをつくり、1か月でフォロワー1.7万人突破。
(更新終了してからも伸び続けて現在2.5万人👏)
終了直前の平均エンゲージメント率は13%超え。という、結構数字面でもいい感じなので、その分析なども一部この記事で紹介しますね。
【2】プロジェクトが始まった背景
このプロジェクトが始まったのは、編集部の商品企画会議での社員の一言がきっかけでした。
(ダイエット部のInstagramの投稿にもなりました)
商品企画会議で、「着たい服のアイディアが出てこないのは自分が最近太ったからかも...」というリアルな意見が、プロジェクト発足の理由。
商品企画会議といいつつ、商品にとらわれない自由な発想が出てくるのめっちゃRiLiっぽいじゃーん!と思っておもしろがってつい採用してしまった。
⬆このくだりほんと好き🤣
編集部では日頃から、社員の何気ないひとことや、ちいさな思いつきを結構重要視してたりします。
編集部にいるのは「RiLiっぽい」を地で体現する女の子たちだから、当然といえば当然なのだけど、彼女たちの発言や想いがそのまま価値あるコンテンツになることが多い。
どうせやるなら、RiLiユーザーも一緒に楽しめる一番よさみのある形を考えよう!ということで、今回はInstagramで期間限定のアカウントを作り、今すでにあるアカウントではなかなかできないことにも挑戦することにしました。
【3】「RiLiダイエット部」は、RiLiっぽいコミュニティの形をユーザーと一緒に模索する遊び場みたいな存在
本アカウント @rili.tokyo では、これまでもユーザーと一緒にひとつひとつのコンテンツをつくり、世界観を形作ってきました。
だからこそ、その世界観のなかで新しい試みをするのはハードルでもあって。
ダイエット部の活動では、できる限りフォローしてくれた部員のみんなと一緒にダイエットをがんばれる場所にしたい!という想いもあり、新たなアカウントを0からスタートさせることにしました。
RiLiっぽさはちゃんと残しつつ、ダイエットをがんばる女の子が本当に参考にできる・見てるだけでモチベーションが上がる、そんなアカウントにできるようコンテンツ作りをしていました。
ちなみに私からPJチームへのオーダーは
「ダイエットを啓蒙するんじゃなくて、一緒に頑張りたい!って思えるようなポジティブなコンテンツ」
「みんなが頑張っているのに釣られてユーザーのモチベが巻き込まれていくようなコミュニティ感」
この2点だけです✌
⬆インスタのストーリーGIFで「riliダイエット部」って検索すると、オリジナルスタンプが使えるよー。
ダイエットに対するユーザーの切実な気持ちは、企画の中でたくさん見受けられて、たとえば「みんなが痩せたい理由やきっかけを教えてね!」とストーリーで募集すると、すぐに数百件の切実な回答が寄せられました。
⬆実際にストーリーから集めたコメントをコンテンツにしてます。
プレゼントキャンペーンに合わせて「ダイエットの意気込みをコメントしてね」とかいた投稿には、367件ものコメントが!
毎日のように届くDMには、うまくいったダイエット方法の報告や、逆になかなか痩せないのでアドバイスをください!という声、また「いまアイスを食べちゃいそうなんです!止めてください!!」といったものまで、本当に部員が部室でおしゃべりするような、そんな場所になっていたと思います。
⬆みちゃった人はいっしょにやる筋トレシリーズのストーリーは特に反響が大きかった!「あー!見ちゃったのでちゃんとやりました~><」「今日はさぼっちゃおうかと思ってたのをまるで見られていたかようなタイミング・・・今日もがんばります・・・!」みたいな返信もらえて、みんなかわいいかよ。
プロジェクトメンバーが本当にダイエットしているからこそ、何が今リアルに知りたいのか、こんなのがあったらいいのに、という等身大の気持ちでRiLiっぽい世界観をつくっていたので、今回のコンテンツクオリティも花丸葉っぱつき💮
【4】運用体制はちょっぴりイレギュラー?!
今回のRiLiダイエット部のアカウント運用はざっくり以下のメンバー構成でした。
◯プロジェクトオーナー:あさと
→といいつつ何もやってない。GIF・壁紙作ったり
◯ダイエット部員:社員5名
→【最重要】ダイエットをする、企画案を出す、日誌を日替わりで書く
◯PM(運用ディレクター):業務委託1名
→投稿の制作、Bicleさんとの連携、数値管理、予算管理 など
今回はちょっとイレギュラーな感じで、PMを業務委託にし、予算を渡してまるっとお願いするスタイルにしてみました。
YOUTRUSTを利用してマッチングした方なんですが、PMレベルが高い&思いがけずRiLiカルチャーへの順応性が高くて、ずっと頼りっぱなしだった!!
副業でもこんな風にプロジェクトにコミットしてもらえるメンバーこれからも増やしたいなぁ。
⬆Twitterでも少し話題になった伝説の一文。実は業務委託の方がRiLiカルチャーを解釈して自ら発信してくれたものでした。ユーザーにも響いててとてもよかった。
ダイエット部員は、通常業務も普段どおり進めながらダイエットをしていたので、実はこのアカウントにはフルコミットのメンバーは一人もいない状態。でも絶妙なバランスを保ちながら1か月間運用していました。
直接関わっていないメンバーも、部員の負担を影でサポートしてくれたり、誘惑に負けないように見守ってくれたりありがとうね!
【5】「インスタをハックする」だけじゃつまらない。時代とユーザーの気持ちに合ったアウトプットの形を更新し続けたい
@rili.tokyo のフォロワー数が表面上目立っているので、RiLiはInstagramに強いというイメージがあるかもしれません。
今回も結果的にダイエット部のアカウントは1カ月という短期間で1.7万フォロワーを獲得しており、もちろんこれまでに蓄積してきたInstagramの運用におけるノウハウ的なものは取り入れていました。
一応ダイエット部のInstagramの数値成果をざっくりまとめると↓↓
・フォロワー数:17,824
・@rili.tokyo からの流入フォロワー:42.59%
・年齢層:13歳~24歳が81%
・男女比:女性 96%以上
・投稿数:102件
・終了直前7日間の投稿の平均エンゲージメント率:13.2%
ちなみに広告は出してません。
(インスタさん、ダイエット関連の審査厳しい)
インスタで反応を探りながらクリエイティブのPDCA回す重要性は、現場レベルで浸透しているので、自然に実施できていたと思います。
ただ、私たちがやりたいことは、Instagramをハックして短期間でフォロワーが伸びるアカウントを量産することではもちろんありません。
今回は、プロジェクトのアウトプットの形としてよさみがあったからこの形にまとまったけど、最も重視したのはやはり根本のコンセプト。
「ダイエットを啓蒙するんじゃなくて、一緒に頑張りたい!って思えるようなポジティブなコンテンツ」
「みんなが頑張っているのに釣られてユーザーのモチベが巻き込まれていくようなコミュニティ感」
このコンセプトに共感があったからこそ、フォロワー数のような数字が後からついてきたのだと思っています。
これからもユーザーインサイトに寄り添った企画をやっていきたいなぁ。やっていき!
【6】プロジェクトを通して再認識した、会社としてのRiLiらしさ
ダイエット部のプロジェクトを通して、RiLiってこういう会社だよなーって改めて感じました。
①何気ないひとことや行動からユーザーインサイトの本質を捉える
②可能性を感じたアイディアは積極的に検証する
③感覚と論理、どっちも使ってゴリゴリやる
④それぞれの得意不得意を理解しながらチームでプロジェクトに挑む
インプットのアンテナがいろんな方向に向いていて、アウトプットにいろんな人の手が加わっているから、オリジナリティあるコンテンツに仕上がるのが面白いんだー。
とくに今回は、スポットでお願いしたPMさんがつよつよだったので、今まで以上にやりたいことをやりきれた感じ!
仲間が増えたらまだまだ新しい挑戦ができそうって実感しました。
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