【ワイン備忘録 #7】フォン・ウィニング リースリング エクストラ・ブリュット ゼクト
ヴァイングート・フォン・ウィニングはドイツのファルツ地方の生産者です。
ファルツの2つのべライヒの北側のほう「ミッテルハールト・ドイチャー・ヴァインシュトラーセ」のダイデスハイム村にあり、グローセス・ゲヴェックスの格付けでお馴染みのV.D.P(プレディカーツヴァイン醸造所連盟)設立に携わったレポルトフォン・ウィニング氏の「ダインハード醸造所」が前身となったワイナリーです。
一度見たら忘れない印象的なラベルは20世紀に活躍した芸術家エームケ氏によるデザインを採用し、モダンに仕上げ、伝統と現在の取り組みを表現しているとか。
確かに一目でフォン・ウィニングのワインだ!と分かるのでデザインの力って凄いなぁと思います。
今回のワインはゼクトb.A(ファルツ)。
残糖0〜6g/ℓまでのエクストラブリュットで極辛口。発酵はステンレスタンク。瓶内二次発酵ではありますが、トラディショナル方式ではなくトランスファー方式です。
瓶内熟成期間は15ヶ月と表記されているサイトも見かけますがインポーターのモトックスさんのページには32ヶ月となっています。
泡はきめ細やかでクリーミーさも感じたので長く熟成しているのは間違いないとは思います。
口の中を洗い流すようなキレを残しつつ、リースリングの酸をクリーミーな泡で柔らげたバランスのとれたゼクトです。
〜テイスティングメモ〜
輝きのあるイエロー。レモン。柑橘の皮の白い部分。白い花。泡はきめ細かく長くありクリーミー。
品種 リースリング100%
参考価格帯 2000〜3000円
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