あさり

詩、特に少年詩が好きです。小さなものから大きなもの、無限まで、何でも自由に詩にしていき…

あさり

詩、特に少年詩が好きです。小さなものから大きなもの、無限まで、何でも自由に詩にしていきたいと思います。エッセイにも挑戦してみたいです。よろしくお願いします♪

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【詩】りんかく

せかいにたったひとつの きみのりんかく ふくらんだり しぼんだり ゆがんだり まがったりしながら まいにちをいきる きみのりんかく たまには そのりんかくを ほどいてみるのもいい あたらしい  かぜがふいてくるよ ひかりがさしこんでくるよ おもいきって そのりんかくを ほどいてみるのもいい みたことのない  せかいにつながるよ じぶんにであえるよ せかいにたったひとつの きみのりんかく たいせつにしながら たまには そのりんかくを ほどいてみるのもいい

    • 【詩】セミ

      6かいのベランダで おなかを空へむけて しんでいる セミ おきにいりのこずえから とびたって 空へいこうとしたんだね ずっとあこがれていた空へ はやく はやく もっと もっと ちかづきたくて とんで とんで とんで とんで ちからつきて 6かいのベランダで かなしいけれど よかったなって セミはしんでしまったんだね

      • 【詩】ストロー

        ストローのなかをのぞいてみたら すべりおりたくなった ひゅぅぅー ドッポン アイスコーヒーのなかをおよいでいたら こおりがぶつかってきた イッタイ かえりたい ストローのなかをのぞいてみたら ねこのタマがじっとこっちをみている タマ おねがいすって!

        • 【詩】夏のみち

          夏のごご だれもいない みち あまりのあつさに みんなどこかへ  かくれてしまった? それとも わたしが  ちがうせかいにまよいこんだ? セミのこえのなかを わたしは あるく かげといっしょに わたし ひとり ひたいに あせがにじむ ハンディファンのかぜもあつい

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        【詩】りんかく

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        記事

          【詩】人ごみ

          ひと ひと ひと  ひと ひと ひと  あるいている  ひと ひと ひと  ひと ひと ひと  たちどまっている ひと ひと ひと  ひと ひと ひと  かんがえている  ひと ひと ひと  ひと ひと ひと  うわのそら ひと ひと ひと  ひと ひと ひと  かぞえきれない  ひと ひと ひと  ひと ひと ひと  どこでうまれて ひと ひと ひと ひと ひと ひと どこからきた? ひと ひと ひと  ひと ひと ひと  だれもひとりも ひ

          【詩】人ごみ

          【詩】セミ

          いま ちじょうにでてきたせみが なきだした こんなにおおきなこえが でるんだよと うれしそうに ぼくは ここにいるよと せかいじゅうに おしえるみたいに えだに ガシッと つかまって からだじゅう ふるわせて みじかいいのちの せいいっぱいで

          【詩】セミ

          【詩】おりがみ

          これから なにに なるのかなぁ 5かい おられて 10かい おられて もっともっと おられて じめん ころがったりして そら とんだりして どこかに かざられたりして どんなかんじかなぁ ぜんぜんちがう なにかになるって 5かい おられて 10かい おられて もっともっと おられて どんなかんじかなぁ いたくはないって きいたけど

          【詩】おりがみ

          【詩】あやとり

          すくって はずして ひっかけて おおきな はし できた まっかな はし できた みんなで わたろ ゆらゆら ぎしぎし ゆらゆら ぎしぎし ふりかえったら きえたよ  おおきな はし にょろっと のこった あかいひも

          【詩】あやとり

          【詩】えんぴつ

          えんぴつは 木にいった こんなかたちになっちゃって ぼくにはもう  ことりをとまらせるえだも かぜのうたといっしょにゆれる  はっぱもないのです すると 木はいった きみには ほら からだのまんなかをとおる いっぽんのしんがあるじゃないか そのしんで ことりにきいたことも かぜのうたも きみのきもちも なんでもじゆうにかけるじゃないか それから えんぴつは せっせと かくようになったのです たまに 木だったころのように まっすぐにたとうとして おっとっとと ころんで 

          【詩】えんぴつ

          【詩】えんぴつ

          もっと もっと かきたいの 木だったとき かぜが おしえてくれたこと ことりが おしえてくれたこと そらだけしってた あのひみつ もっと もっと かきたいの もっと もっと かきたいの

          【詩】えんぴつ

          【詩】ピアニスト 〜フジコ・ヘミングさんを偲んで〜

          リボンが好きな人でした まるで少女のようでした 太い指でたたく鍵盤から 生まれる大人びた旋律 苦労したこと 別れたこと 笑ったこと 愛したこと 立ち昇るあなたの人生 背中を丸めて弾く姿は 明日 死んでもおかしくないほど いつまでも弾いていたいと いつまでも聴いていたいと あなたは願い 私も願った あなたのピアノを想うとき 私は心を揺さぶられ 泣きたくなるのです あなたのピアノを想うとき 私は大切なものを守ろうと 心の奥で誓うのです リボンが好きな人でした 少女のよう

          【詩】ピアニスト 〜フジコ・ヘミングさんを偲んで〜

          【詩】とり

          ずっとたかいところから ひろく ひろく とおく とおく すべてをみている あのとりは ぼくのまちがいも ゆくさきも しっている それなのに なにもいわないで ずっとたかいところから みおろしている あのとりは やさしいのか つめたいのか しろいはねか くろいはねか

          【詩】とり

          【詩】あおいそら

          じゆうをねがったひとよ みえますか あおい そらが あなたは かいて さけんで たたかった かぜがふき あらしがふきあれ あれから100ねんがすぎ よのなかは おおきくかわり わたしは いま えらべるようになったのです あなたがもし ここにいたなら わらっていたのでしょうか それともまだ  たたかっていたのでしょうか  じゆうをねがったひとよ みえますか あおい そらが ふかい いどのそこから みえますか あおいそらが

          【詩】あおいそら

          【詩】はくさい

          はくさいばたけの  はくさいたち ねえ ねえ さむくないのかい? へいき へいき うわぎを かさねているからね みんなで いっしょにいるからね はくさいばけの  はくさいたち ゆきのぼうしも おそろいで おしゃべりしたり わらったり

          【詩】はくさい

          【詩】いちご

          わたしの いちご かわいい いちご ひとくちで たべた アリの いちご おおきな いちご たべても たべても なくならない いいな いいな おおきな いちご ちいさいけれど おおきな いちご

          【詩】いちご

          【詩】ドーナツ

          あなのむこうを  のぞいてみたら ぴかっと あおいそら ゾウがとんでいる キリンもとんでいる チャンチャカ チャンチャカ へんな おんがく たべるの やーめた いってみる あおいそらへ ぽーん って

          【詩】ドーナツ