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誰にでも優しくして舐められてばかりいるような人は、実は一番怖い人
あなたは、どんな人を「怖い」と思うだろうか?
いつも怒鳴り散らかしている人、入れ墨やイカつい髪型をしている人、格闘技に精通している人…。
勿論、今述べた人たちは怖い。
街中で出くわしたら、思わず逃げ出してしまう。
でもー私が最も怖いと感じる人は、「いつも他人に優しくして、時には舐められてばかりいる人」。こういう人の持つ力は、外見に寄らず恐ろしい。
俗にいうGiver。
誰にでも優しくて、自己犠牲をついついしてしまって、Takerに搾取されがちな人。
こういう人は、一般に損をする立ち回りだとか、生きづらい性格だよねとか、色んな言われ方をするけれどー私個人の意見としては、絶対に怒らせてはいけない人だと思う。
仲間が多く、質も高い
こういう人はまず、仲間が多い。
そして、つるんでいる仲間の質も高い。
そもそも、普通の人はギブアンドテイクのバランスをある程度保とうとするわけで、そんな中テイクに徹する人というのは人格者として一定の評価を得ている。
だからこそ、そういう人には信頼を置いている仲間が多いし、同じように人格に優れ、組織の中である程度の評価を得ている人が集まっている。
そんな中、そんな人を敵に回したらどうなるか?
周囲の精鋭たちの袋叩きに会う。
普段悪口を言わない人だからこそ、悩みを口にした瞬間、それをただの愚痴として扱わず、重大な問題として周囲は捉え、対象者を組織から排除しようと働きかける。
情報戦に秀でている
Giverは一見、損な立ち回りに見えるが、コミュニケーションにおいては隠れた才能を発揮する。
所謂パリピ的なコミュニケーションというよりも、その人の本質を見抜いたり、その人の過去のエピソードを引き出す深いコミュニケーションが上手い。
だから、自然とコミュニケーションの中で相手から様々な情報を抜いている。
搾取する側も舐めているため、パーソナルスペースの意識が薄くなり、余計な情報を渡してしまうこともよくある。
そんなわけで、そういう一見優しい人は、仮に本気で特定の人物を敵として見なした場合、手に入れた情報を巧みに駆使して、いとも簡単に相手を窮地に陥れることができる。
深い闇を抱えている場合もある
これは特に、異常なまでのGiverに当てはまることだが、その高徳な人格の陰で、深い闇を抱えている場合がある。
普通の人がGiverになろうとしても、自分が損をしていると思ったら尽くすのをやめるのが一般的だ。
それなのにも関わらず、異常なまでのGiverな人というのは、何かしら過去や人格に闇を抱えている場合がある。
勿論、単に良い人もいるのだけれど、根本的に壊れている場合も普通にあるのだ。
よくある例では、何かしらの反社会的勢力に属していて、それを隠すための人格として築き上げられているパターン。
時にマインドコントロールにより組織に操られている場合もあるので、違和感を覚えたらすぐに逃げたい(これフィクションじゃなくてまじであるからね)。
負のエネルギーが溜まり続ける
優しい人は、一般的にストレスに対して脆弱な人が多い。
それに、ストレス解消の場も少ない。
ふつう、Giveしすぎてストレスを感じたら、愚痴を言ったり何だりで他人からエネルギーをTakeし採算を取ろうとする。
しかし、根っからのGiverは人間関係においてストレスを発散する場(≓Takeする場)が少なく、負のエネルギーが溜まり続ける。
それはまるで地震のひずみのように蓄積され、ある時その人を敵に回そうもんなら、溜まった負のエネルギーを全てぶつけられることになる。
だからこそ、決して舐めてかかるようなことはせず、きちんと優しい人は大切に尊重したい。
そんなわけで、誰にでも優しくしている人の恐ろしさについて語ってみた。
まあどんな人であれ怒らせてはいけないのだが、優しいからと言ってつけあがったりしていないか、今一度省みたい所存である。
おわり