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雇用の流動性とリスキニング
中秋の名月も過ぎ、すすきの季節になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね💦
政治的な個人の意見は、このnotesでは書くつもりはないですが、自民党の総裁選での各候補の方針内容には興味をもって日々のニュースを見ています。
経済同友会・新浪剛史代表幹事「解雇法制より金銭解決」 自民党総裁選に注文 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
今朝の日経でも新浪さんの解雇法制についてのコメントの記事がありましたが、新浪さんといえば「45歳定年説」など、言葉だけを取られるとやや過激(?)な主張ととらえがちな面もありますが、「日本経済の発展のためには、現状よりも雇用の流動性が必要」との一貫した主張には私も同感です。
大企業にリスキニングを法規制で義務付けたとしても、そこの勤務する社員達に、首に縄をつけて無理やり水を飲ませようとしても、抵抗されるのと同様に「法律で決まったからリスキニングしろ!だなんて、無茶苦茶な…。日々の仕事だけでも手一杯なのに」との声が上がるのが目に見えています。
①日本企業で働く人達が(企業の規模に関わらず)、「現状維持これすなわち脱落」の意識をもって、今後も働き続けるための危機感をもつ
②①を受けて、初めてスキルアップの必要性を感じる→リスキニングに取り組む
③②に着手しようとしても、そもそも日々の労働でくたくたで学びをする時間の創出が出来ない・・・
となると、リスキニングの推進のためには、その前提として働き方改革もセットになるでしょうし、新浪さんの言われる雇用の流動性の推進の必要になるででしょう。
「リスキニング」という流行ワード(?)だけを掲げるのではなく、それを推進するために必要な背景、関連する各種政策も含め、幅広い視野でこの先を考える政治家に活躍していただきたいな、と思います。
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